2015-01-01から1年間の記事一覧

シアターコクーンで『大逆走』観劇

昨日10/14(水)は、じつにひさしぶりに東京渋谷Bunkamuraのシアターコクーンで、赤堀雅秋演出の『大逆走』を観劇した。この映画監督でもあるらしい演出家の舞台を観るのは、はじめてであるが、なんと千葉県船橋市出身で、『津田沼』という作品もあることが…

五木寛之氏「嫌老社会」を語る

昨日10/12(月)BS日テレの情報番組『深層ニュース』で、作家の五木寛之氏がゲスト出演していた。日本は超高齢社会となり、高齢者の年金・医療費が財政に重くのしかかり、若者世代の負担がいっそう増しつつあるなかで、「嫌老社会」ともいうべき雰囲気が醸成…

「京都大賞典(GⅡ)」は的中

1着:1=ラブリーデイ(川田)、2着:10=サウンズオブアース(浜中)、3着:7=カレンミロティック(蛯名)の3連複配当は、1,510円と堅い決着。この秋の連続するGⅠレースロードの前祝いとしては、悪くはない。

クロワッサンな一日

朝は、いつものスーパーのトーストパンではなく、メゾンカイザーのクロワッサン(&クルミパン)を食べ、コーヒータイムには、DONQ「ミニワン」のミニクロワッサンを菓子代わりとした。クロワッサンな一日ではあった。 http://maisonkayser.co.jp/(「メゾン…

福田恆存『現代の悪魔』再読

高校時代に初めて出会った福田恆存の著作『現代の悪魔』(新潮社)所収の評論、「自由と平和」と「現代の悪魔」を何十年ぶりかで再読した。当時英語授業のサブテキストとして学校で講読していた、B.ラッセルの平和論を批判している評論との、どこかからの情…

整形外科へ行く

台風接近が原因なのか、仙腸関節周辺の筋肉痛で寝苦しかったので、昼前に隣の市川市にあるK整形外科病院に診てもらいに赴いた。最先鋭のエコー(超音波診断装置)がある設備で、院長のK先生は、高校の同窓(後輩)にあたる医師なので、いつかここで診てもら…

庭の「小さい秋」(Ⅱ)

庭に番(?)のアキアカネ(赤トンボ)が飛んできた。隅には、一茎だけススキの穂も出ていた。 ⦅写真は、東京台東区下町民家のホトトギス(杜鵑草)。小川匡夫氏(全日写連)撮影。コンパクトデジカメ使用。⦆

女優ラウラ・アントネッリ追悼

「青い体験」で家政婦役 ラウラ・アントネッリさん死去:朝日新聞デジタルはてなブックマーク - 「青い体験」で家政婦役 ラウラ・アントネッリさん死去:朝日新聞デジタル イタリアの女優ラウラ・アントネッリがこの6月に亡くなっていたとは、知らなかった。…

京都のイタリアン=イル・ギオットーネ

10/3(土)放送のテレビ東京番組『出没!アド街ック天国』は、京都清水寺とその周辺を特集していて、17位のイタリアンの店イル・ギオットーネを紹介したらしい。観ていなかったので、あとで知った次第。2年前の春京都を旅した折に、夜この店で食事をした。…

隔月刊文藝誌『雲』9/10月号

隔月刊文藝誌『雲』(龍書房)9/10月号が届いた。ひさしぶりに掌篇小説「安千代子」を掲載している。 藤蔭道子さんのエッセイ「蜘蛛の網」に、陶芸家板谷波山が戦前所有していたといわれる、九谷庄三の「色絵朝顔仔猫図平鉢」という作品のことが書かれてある…

昆虫学者もすごい

昨日10/4(日)夜11:00TBS放送の番組『情熱大陸』で、昆虫学者丸山宗利九州大学助教の研究生活を紹介していた。丸山宗利氏は、アリの巣に共生するハネカクシという昆虫の研究者で、この放送では、夜はゾウが移動し危険なヘビが棲息するというタイの密林で、…

庭の「小さい秋」

一本のキャラボク(伽羅木)に、チョウセンカマキリが止まっていた。飛ぶことが多いカマキリなので、おそらくマレビトとしてわが庭に来ていたのであろう。わが庭を故郷としている、オオカマキリやハラビロカマキリはどこかで息をひそめているかと。 柿の実が…

フィル・ウッズのLP

フィル・ウッズさん死去 ジャズのアルトサックス奏者はてなブックマーク - フィル・ウッズさん死去 ジャズのアルトサックス奏者 フィル・ウッズ(Phil Woods)のLPは1枚だけ所蔵している。1968年アマリカからヨーロッパに渡り、パリを拠点にバンドを結成、…

洞窟と庭師

小林頼子目白大学教授の『庭園のコスモロジー』(青土社)読了。一つ一つ図版を見ながら読み進めるので、完読に時間を費やしてしまった。第6&7章「洞窟」と、第8章「庭師」も面白かった。西洋庭園およびその絵画表現のモチーフやイメージに、古代の神話・信…

十六夜の日に

昨日9/28(月)は、T大学病院入院棟11F老年科病室に、老母を見舞いに訪れた。肺水腫で介護付き老人ホームから緊急入院との連絡が先々週あり、見舞いに。すでに水は除かれていて、意識もあり話せるが、食事をまだ止められていることもあってか、判断力と聴力…

ひさしぶりに名古屋グランパス勝利

9/24(木)にJCN船橋習志野からJ:COMに切り替えの工事があり、その日からインターネットとケーブルテレビの契約内容が変更になった。おかげでいままで観られなかったスカイ・A sports(HD)というチャンネルで、昨日のJリーグ戦「名古屋グランパス対ヴィッセ…

イギリス議会政治における「強行採決」

http://diamond.jp/articles/-/78878⦅『安保反対派はデモよりも「政権交代こそ常道」を痛感せよ(上)』⦆ http://diamond.jp/articles/-/78885(『安保反対派はデモよりも「政権交代こそ常道」を痛感せよ(下)』⦆ 筆者の上久保誠人立命館大准教授は、英…

迷宮と迷路

小林頼子目白大学教授の『庭園のコスモロジー』(青土社)「第5章迷宮」では、ギリシア神話—キリスト教のいわば共同幻想の歴史的文脈で造型されてきた迷宮のイメージが、「人の感情の表面をくすぐる装飾性や遊戯性がもっぱら強調される」迷路へと変貌してい…

火葬と土葬

9/19(土)WOWOW放送の『CSI:15 科学捜査班ザ・ファイナル』の「♯12記憶の森(Dead Woods)」は、10年前にキャンプ場で家族を殺害して後自殺したとされた父親の死について、ひとり生き残った娘の微かな記憶の甦りを手がかりに再捜査することになる物語であっ…

秋の味覚・秋の花色

高校同窓のI氏から、秋の新そばが届けられて来た。北海道雨竜郡幌加内町のキタワセソバを、石臼碾きした蕎麦粉(株式会社ほろかない製)を使って、I氏が打ったもの。I氏は、元メガバンク東京某支店長を勤めていた銀行マンであった人。日テレ痛快ドラマ『花咲…

『楢山節考』の舞台

女優・宝生あやこ(97)が死去。半生や出演作品を振り返ってみました。 | LAUGHY [ラフィ]はてなブックマーク - 女優・宝生あやこ(97)が死去。半生や出演作品を振り返ってみました。 | LAUGHY [ラフィ] 船橋市在住の知己俳優真田五郎氏(手織座所属)…

洋菓子モンブランの季節

モンブランはじつは口にしたことがない。津田沼駅に、習志野市谷津の菓子工房金のうさぎが、イトーヨーカドー津田沼店に市川市八幡に本店がある(津田沼駅南口モリシア内にドルチア・モリシア津田沼店がある)、ドルチア(Dlcia)がそれぞれ期間限定で出店し…

「六甲の山津波」でも屋根に避難

谷崎潤一郎の『細雪』には、周知のように昭和13(1938)年の「六甲の山津波」の被災が描かれている。中巻八に「妙子の遭難の顛末」が、当人と貞之助とが交々語ったこととして描写されているのである。洋裁学校の経営の玉置女史とその息子弘、そして妙子が青…

ナルキッススの父は河の神

『オウィデイウス・転身物語』(田中秀央・前田敬作訳:人文書院)巻3-5「美少年ナルキッススとエコ」冒頭に、美少年ナルキッスス生誕の由来が語られている。 ……ティレシアスは、アオニアの町で非常に評判がたかまり、相談をもちかけてくる人びとに正しい解…

英語の「鳥肌が立つ」の場合は

毎日・経済プレミアで「「鳥肌が立つ」は〔略〕最近は感動表現で使われることが多い。もちろん誤用であり、定着もしていない」。「もちろん」などと記者が決めつけるのには強い違和感を覚えます。現在の辞書がどうなっているかご覧ください。 pic.twitter.co…

ハイデルベルク城の「庭園」

今朝の地震には驚いた。もっとも、その後すぐまた7:30まで寝てしまったが。風水的に今年は悪いのか、飛行機事故に遭遇した東京調布市は震度5弱であったとのこと。東北大震災のときは、震度5弱(推定)の揺れで、わが家の庭の燈籠が倒れてしまった。本日はむ…

シオランの「ユートピア」

『東京新聞』の「大波小波」の記事に触発されて、書庫からシオランの『歴史とユートピア』(出口裕弘訳・紀伊国屋書店)を探し出し、第Ⅴ章「ユートピアの構造」を読んだ。昔読んだときは、あまり面白かったという記憶はないが、「キリスト教が人々の心を満た…

タイタンビカスとギリシア神話

先日(9/5)老母の見舞いで台東区の介護付き老人ホームを訪問したとき、バス乗り換えで下車した東武向島駅そばの東武博物館入口の花壇に、タイタンビカスの大きな花が咲いていた。赤・ピンク・白・ローズ色の鮮やかな花弁は、通りで目立っている。アメリカフ…

「ぎやまん寄席」を聴く

昨日9/7(月)は、夜7:00開演の「ぎやまん寄席:真打目前 彦丸・たけ平・ぼたん三人会」を、文京区湯島天満宮二階座敷会場で聴いた。S氏主宰の落語研究会の9月定例会への参加であった。参加者は10名。ラブロック・ミュージック代表江戸賀あい子(野乃川あい…

藤田伸二騎手、お疲れさま

藤田伸二騎手が引退 JRAに騎手免許の取消願を提出 - netkeiba.comはてなブックマーク - 藤田伸二騎手が引退 JRAに騎手免許の取消願を提出 - netkeiba.com この年の「有馬記念」は、三島由紀夫晩年の弟子で、いまは亡き芥川賞候補作家の鴻みのる氏と一緒に中…