2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年越しの宴:紅白歌合戦2013

そろそろ年越しの宴に入る。今年は、なんといずれも頂き物ばかりで飲食とは相成る。飲み物は、鹿児島県白玉醸造の魔王。つつくすき焼き鍋に入れるのは、最上級松阪牛である。ありがたいことである。春に装着の仕儀となった部分入れ歯が、感動で外れないか心…

ベニサン・ピットから近泉ピットへ:今年最後の観劇

昨日12/30(月)は、東京江東区新大橋の近泉(きんせん)ピットにて、tptプロデュースによる、トニー・クシュナー作(訳・台本=tpt workshops)、門井均演出の『ANGELS IN AMERICA』第1部を観てきた。今年最後の観劇ということになる。主としてゲイの人た…

寅彦忌

(1935年12/31没「寺田寅彦の墓」) http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20110427/1303883851 (「寺田寅彦再読」)

文藝同人誌のこと

送られてきた文藝誌『雲』(龍書房)12月号は、「風の道同人集」となっていて、文藝同人誌『風の道』同人の作品を収録している。2015年1月号より月刊から隔月刊発行に踏み切ったとのことである。無理をして月刊にこだわるよりいいのではないか。 ……この十六…

大根の葉の

近所の農家の方から、この朝穫れたての青首大根を一ついただいた。みごとなできばえである。さてどうやって味わおうか。愉しみではある。大根の葉といえば、高濱虚子の「流れ行く大根の葉の早さかな」の句が思い浮かぶ。朝日文庫『高濱虚子集』所収の澁澤龍…

ハロルド・ピンター忌

⦅「フランス軍中尉の女(The French Lieutenant's Woman)」⦆ http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20120702/1341211393 ⦅「ハロルド・ピンター(1)」⦆ http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20120705/1341464497 ⦅「ハロルド・ピンター(2)」⦆

〈戦前〉になど戻りようがない

(今こそ政治を話そう)秘密法とどう向き合う 憲法学者・長谷部恭男さん:朝日新聞デジタルはてなブックマーク - (今こそ政治を話そう)秘密法とどう向き合う 憲法学者・長谷部恭男さん:朝日新聞デジタル http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/5188192…

またまた新そば!

今年はどういうわけか新そばをいただく。昔亡き父の知人であった人から、熊本県南阿蘇の久木野そば(乾燥麺)を贈られた。近くを通りかかったとのことで挨拶に来られたのだ。嬉しい限り。「父上には将棋で勝てませんでしたな」とのこと。いまは、不動産会社…

年末恒例・吉祥寺でSCOTの芝居

一昨日12/21(土)は、東京吉祥寺の吉祥寺シアターで、SCOT公演、鈴木忠志演出の『新釈・瞼の母』を観劇した。年の瀬にSCOTの芝居を観るのは、今回で3回目である。My年中行事となりつつあるのは悪くない。生活とはそういうものであろう。 今回の出し物は、『…

ジョン・スタインベック没後45年

本日は、ジョン・スタインベック没後45年の命日(1968年12/20没)である。短篇の「菊」について、面白いエッセイがある。木戸博子『クールベからの波』(石榴社)所収の「三人の指をめぐる物語」である。「菊」はここで読める。 http://f59.aaacafe.ne.jp/~w…

「元型」的「本質」とは

井筒俊彦全集の索引が本当に素晴らしい。主著を別の版で持っている人でも、この索引だけのために全集を新たに入手する価値が充分にある。創造的な索引の作成が可能なのは、もとになるテキスト自体が創造的であるからだが、逆に、索引の創造性がテキストの創…

新そばをいただく

本日某そば打ち同好会のI氏から、新そばがクール宅急便で届いた。北海道産蕎麦8割と国内産小麦粉2割を材料にした打ち立ての生麺で、10月にも送っていただいている。そのとき、大晦日の年越しそばにと冷凍庫に保存しておいたが、今回のものが年越しそば用との…

芸能界も怖いところ

「周防氏の威光は通用せず……」現役ミスが暴いた“芸能界のドン”率いるバーニングの闇 - ライブドアニュースはてなブックマーク - 「周防氏の威光は通用せず……」現役ミスが暴いた“芸能界のドン”率いるバーニングの闇 - ライブドアニュース 現役ミス世界一がス…

橋川文三没後30年

思想史家の橋川文三(ぶんそう)が亡くなって30年の命日を迎えた。熱心に読み込んだという記憶も自信もないが、書斎の棚を眺めれば、けっこう愛読していたことが思い返される。吉本隆明あるいは花田清輝などと別で、講演その他で直接肉声を聴いたことはない…

ピーター・オトゥール追悼

時事ドットコム:俳優のP・オトゥール氏死去=「アラビアのロレンス」主演はてなブックマーク - 時事ドットコム:俳優のP・オトゥール氏死去=「アラビアのロレンス」主演『アラビアのロレンス』は、壮大な活劇場面ばかり印象に残っていて、俳優ピーター・…

五木まりコンサート「炎のエディット・ピアフ」

昨晩12/16(月)は、東京千代田区の内幸町ホールにて、五木まりさんのコンサート「炎のエディット・ピアフ」を聴いた。エディット・ピアフ没後50年のリクイエムコンサートと銘打たれている。第7回(1970年)日本シャンソンコンクール優勝の実績をもつ五木ま…

NHK『八重の桜』終了

[NHK2013大河ドラマ]八重の桜の出演者,キャスト最新情報まとめ[日本放送出版協会] - NAVER まとめはてなブックマーク - [NHK2013大河ドラマ]八重の桜の出演者,キャスト最新情報まとめ[日本放送出版協会] - NAVER まとめ 今年もいよいよ終わりとの感懐。最終…

ジェーン・バーキンのように

ジェーン・バーキンの娘が死去 飛び降り自殺か - ライブドアニュースはてなブックマーク - ジェーン・バーキンの娘が死去 飛び降り自殺か - ライブドアニュース ジェーン・バーキンの娘ケイト・バリーが死体で発見されるはてなブックマーク - ジェーン・バー…

〈運命の逆転〉の世界

J.G.A.ポーコック(Pocock)の大著『マキァヴェリアン・モーメント(The Machiavellian Moment)』(田中秀夫ほか訳・名古屋大学出版会)を、行きつ戻りつ読んでいるが、政治家の運命についての記述に興味を覚えた。 ……ゴート族の王に仕えたローマの貴族であ…

はじめてのハンガリーワイン(トカイ・ドライワイン)

新京成津田沼駅近くに河内屋津田沼店がオープンしたので、さっそく覗いてみた。シャルル・ルノワール・シャブリとハンガリーのシャトー・デレスラ・トカイ・フルミント・ドライの2本を購入してきた。どちらもコスパよく、満足なショッピングとなった。 シャ…

さようならピクシー

思い出を胸にストイコビッチ監督が離日「また会いましょう」 – サッカーキングはてなブックマーク - 思い出を胸にストイコビッチ監督が離日「また会いましょう」 – サッカーキング ストイコビッチ名古屋の軌跡と功罪|コラム|サッカー|スポーツナビはてな…

アンヌ隊員(ひし美ゆり子さま)健在なり

第2回アンヌの友達の和ご報告アルバム☆ - あれから40年・・アンヌのひとりごとはてなブックマーク - 第2回アンヌの友達の和ご報告アルバム☆ - あれから40年・・アンヌのひとりごと アジアン・タイペイは、かつて味の素スタジアムで名古屋グランパス対東…

徳島ヴォルティスJ1昇格おめでとう 

徳島勝った!四国初のJ1/昇格PO詳細 - テキスト速報ニュース : nikkansports.comはてなブックマーク - 徳島勝った!四国初のJ1/昇格PO詳細 - テキスト速報ニュース : nikkansports.com 2点のゴールを決めたのが、千代反田と津田、どちらも元名古…

サンフレッチェ広島連覇おめでとう 

J史上4クラブ目の連覇を達成した広島|コラム|サッカー|スポーツナビはてなブックマーク - J史上4クラブ目の連覇を達成した広島|コラム|サッカー|スポーツナビ かつて夏の広島を訪れたとき、試合のある日でもないのに広電車中で、サンフレッチェの…

師走の浅草を歩く

昨日12/6(金)は、老母を見舞いに台東区橋場2丁目にある有料老人ホーム「アミーユ隅田公園」を訪問。今年で98歳になるが、視力・聴力などはむろん衰えていてもまだまだ元気で、独りで歩けるしアタマも言語能力もたしか。ずっと年下の人に「若いな」と言われ…

葉山修平と室生犀星

室生犀星学会会長でもある作家葉山修平さんの近刊『処女出版—そして室生犀星』(龍書房)が上梓された。文藝誌『雲』連載の小説を単行本にしたものである。帯に『室生犀星の葉書に端を発した作品— 比叡山と被差別部落との葛藤を描いた「天皇の村」の出版をめ…

マンデラ元大統領追悼

南アのマンデラ元大統領死去 反アパルトヘイト闘争指導:朝日新聞デジタルはてなブックマーク - 南アのマンデラ元大統領死去 反アパルトヘイト闘争指導:朝日新聞デジタル たまたま11/4(木)に、ピーター・ブルック演出による、アパルトヘイトが実行されて…

音楽の才能

http://www.youtube.com/watch?v=sTY1MA1O7D4&feature=player_detailpag http://www.youtube.com/watch?v=M0O0YX-FoHc このYo Asakaさんは、精神科医である。その音楽は、ヨーロッパ、イスラエルに多くのファンがいるそうである。多面的な才能には羨望を禁じ…

ここのラーメンは食べたい

曜日によってメニューが違うラーメン@京成津田沼[栄昇らーめん] - ★半蔵の平凡な日常のお話し。 - Yahoo!ブログはてなブックマーク - 曜日によってメニューが違うラーメン@京成津田沼[栄昇らーめん] - ★半蔵の平凡な日常のお話し。 - Yahoo!ブログ ラーメ…

「想像的」イマージュの世界

井筒俊彦「意識と本質Ⅷ」(岩波文庫『意識と本質』)は、常識の立場からは異常なイマージュ(心象)体験の意識論的、存在論的意義を問い、「本質」論とのつながりを追求している。これまで迂回してきたが、有「本質」実在論の第二の型=元型的「本質」論につ…