2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

TBSドラマ『あにいもうと』

みどころ:ドラマ特別企画『あにいもうと』|TBSテレビ 6/25(月)夜8:00〜放送のTBSドラマ『あにいもうと』は、室生犀星原作作品を山田洋次脚本&石井ふく子プロデュースでテレビドラマ化したものである。大泉洋(兄=赤座伊之助役)と宮崎あおい(妹=赤座…

ポール・クローデル『繻子の靴』通し上演

(「東京新聞」6/27夕刊 ) ポール・クローデルの『繻子の靴』の通し上演の企画については、一昨年ブログで取り上げている。 ……〈通し〉上演は、本邦初演であるが、じつは、「四日目」の舞台は、1977年、フランスのマドレーヌ・ルノー&ジャン=ルイ・バロー…

グミとスグリの実

http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/Cdpress000175972.html 今年も桜桃忌がすでに過ぎ、梅雨明けが近そうな酷暑の日が続いている。上記電子書籍推薦リストで「美しい表紙で読みたい」作品として推している「女生徒」に、グミの実を食べる…

ポーランド文化とのつき合い

ポーランド敗退決定 日本、次戦ドロー以上で決勝T進出 - 2018ワールドカップ:朝日新聞デジタル どこぞの企業のテレビCM風にいえば、日本代表のW杯決勝T進出は「ほぼ」決まった感じである。ただGKは川島でないほうがよいのでは。 ポーランド文化とのつき合…

コクトー原作『双頭の鷲』を思い出す

スイス・シャキリ、終了間際の決勝点「特別な試合だった」 : スポーツ報知 スイス逆転勝ち立役者、ジャカとシャキリ“双頭の鷲ジェスチャー”の意味 : スポーツ報知 地理・歴史に不案内なので詳しくは知らないが、東ローマ帝国、神聖ローマ帝国、ハプスブルク…

そして神戸

【Twitter】 井上リサ☆8.31島根産業遺産紀行:【紛らわしい見出しに注意】これは、科学的な健康調査で福島県民全体の36%に「子孫に被曝影響がある」という結果が出たのではなく、「子孫に被曝影響があるのではないかと不安に思っている福島県内避難区域の住…

舞台『焼肉ドラゴン』は面白かった

「焼肉ドラゴン」映画に エネルギッシュな在日一家:朝日新聞デジタル 『焼肉ドラゴン』の舞台は、20011年2/17(木)東京新国立劇場小劇場マチネー公演で観ている。面白かった。映画もいずれWOWOWあたりで放映されたとき観たい。たしかにグローバルな視野で…

利己的主体と「同感」—大地震に触れて

大阪北部地震3人死亡307人負傷 一時17万戸停電:朝日新聞デジタル 亡くなった方のご遺族にはお悔やみを、そして多くの被災者にはお見舞いを申し上げたい。 かつて(2008年6/11付)わがHPに記載した記事を再録したい。もっともブログでこの記事を含めて…

現代詩「初夏に」橋口守人

初夏に 橋口守人 季節よ 教えてくれ おれの棲家が何處にあるかを こころに沿って流れる小川に 銀鱗を翻して 若い魚群が はしゃぎまわっていた日 草叢に寝転んで 雲が流れ 水面が輝くのに見入った 少年時代 とどかぬ山脈が 茜色に染まる頃 時はあまりにも遠く…

『聊齋志異』の「酒蟲」、あるいは〈蟲〉と〈虫〉について

怪談風朗読 芥川龍之介「酒虫(しゅちゅう)」 - YouTube 今回力作の揃った感の、(批評中心の)文藝同人誌『群系』(永野悟氏主宰)40号に、荻野央氏が論考「芥川龍之介の『酒蟲』」を載せている。この短篇の典拠は、『聊齋志異』の「酒蟲」であるとのこと…

東京競馬場11R「ユニコーンステークス」3連複的中

YouTube 3着に突っ込んできた12=エングローサー(田中勝春)が人気薄めだったため、1着M.デムーロ、2着C.ルメールの定番の結果なのに、3連複的中配当が7,550円と、意外な高配当。先週に続いて連続的中、嬉しい。

ロジェストヴェンスキーのLP

ロジェストベンスキーさん死去 指揮者で60年以上活躍:朝日新聞デジタル ロシアの著名指揮者ロジェストベンスキー氏が死去、87歳 - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ) 昔は一時期読響の会員として定期演奏会にはまめに足を運んでいたが、ゲンナジー・ロ…

ウスマン・センベーヌ監督

『世界』7月号と、岩波書店のWEBマガジン - 一人でお茶を ブログ『一人でお茶を』の上記6/8記事によれば、『世界』(岩波書店)に連載中、映画評論家四方田犬彦氏の「映像世界の冒険者たち・第3回」で、セネガルの映画監督ウスマン・センベーヌ(センベーヌ…

保険の安心・人魚の嘆き

2018/06/10 第23回 マーメイドS(GⅢ)〈レース結果〉 - YouTube 阪神競馬場11R「マーメイドステークス」は、3着の12=ミエノサクシードと5着の4=ミリッサを軸にした3連複馬券がわが本線、4着の10=ヴァフラームも含めていて予想の狙いは悪くはなかったが不的中…

「藤原正彦の管見妄語」(『週刊新潮』6/14号)から

エッセイストでもある藤原正彦お茶の水女子大学名誉教授の著作については、「武士道精神」を日本の継承すべき伝統精神として強調するなど、これまで個人的にあまり共感を感じて読んではいない。今週の『週刊新潮』掲載の「藤原正彦の管見妄語」の日大アメフ…

初夏の花々

(表庭の紫陽花) (一重のクチナシ) (鉄砲百合)

「一期一会」のジョン・コルトレーン

絶頂期のコルトレーン、未発表の音源 元妻がテープ所有:朝日新聞デジタル ジョン・コルトレーンの生演奏は、1966年7月東京サンケイホールでの来日公演を聴いている。「一期一会」の感動体験となった。この未発表音源のCDは入手したいものである。 http://d.…

日高六郎翁を送る

日高六郎氏が死去 社会学者、戦後の平和運動リード : 京都新聞 不覚にも存命中であったことを知らなかった。同時代の清水幾太郎と比べても、学問(科学)としての社会学領域で学的遺産といえる業績はなかったのではないか。E.フロム著『自由からの逃走』の翻…

中野サンプラザ(ホール)では『イエス・キリスト=スーパースター』観劇

サンプラザ中野くん「“解体”するなら俺が“買いたい”」…中野サンプラザ再整備計画に区民猛反発 : スポーツ報知 http://www.asahi.com/articles/CMTW1806041300010.html 中野サンプラザホールでは演奏会など足を運んでいるが、印象的な舞台では、1973年6~7月劇…

吉高由里子主演『正義のセ』(日本テレビ)は面白い

https://www.ntv.co.jp/seigi-no-se/(「日本テレビ『正義のセ』) 吉高由里子は号泣...話題の春ドラマがクランクアップを報告 - NAVER まとめ 日本テレビ毎週水曜日夜10:00〜放送の、吉高由里子主演ドラマ『正義のセ』は面白い。新人の検事竹村凛々子が与え…

『置文』第41号発刊

イタリアのマルクス主義思想家アントニオ・グラムシの思想に影響を受けた、かつての新左翼・構造改革派の〈残党〉を中心に集う人らの『置文』第41号(フェニックス社)が発刊され、恵贈にあずかった。さっそく中川三郎氏の口述生活史風の創作「寒天のお話―母…