「ぎやまん寄席」を聴く

 昨日9/7(月)は、夜7:00開演の「ぎやまん寄席:真打目前 彦丸・たけ平・ぼたん三人会」を、文京区湯島天満宮二階座敷会場で聴いた。S氏主宰の落語研究会の9月定例会への参加であった。参加者は10名。ラブロック・ミュージック代表江戸賀あい子(野乃川あいこ)さん主催の企画公演である。
 https://www.aikogiyaman.com/index.html(「ぎやまん寄席」)
 https://www.aikogiyaman.com/aikoroom.html(江戸賀あい子:あい子の部屋」)
 来年の真打ち昇進を控えた、今活きのいい若手噺家3人の高座、それぞれ個性があって楽しめた。3人のお喋りの後、林家彦丸・林家たけ平・林家ぼたんの順で演目一つずつ。
◯林家彦丸「紙くず屋」:はじめに初代林家三平の小咄をいくつか紹介、ひさしぶりに聴いて面白かった。「紙くず屋」は、テンポよく、愉快。
 http://rakugonobutai.web.fc2.com/24kamikuzuya/kamikuzuya.html
  (『落語「紙くず屋」の舞台を行く』)
林家たけ平「藁人形」:最後まで笑わせるところなく展開。女(お熊)の怖さと男(西念)の愚かさと優しさが感じられて、「釘じゃーきかねーんだ。あいつはぬか屋の娘だ」のサゲで一気に笑って解放感を味わう。
  http://ginjo.fc2web.com/007waraningyo/senju.htm(『落語「藁人形」の舞台を歩く』)

(仲入り)冷房が効きすぎていたので、係の人に頼んで室内温度を上げてもらった。

◯林家ぼたん「御神酒徳利」:番頭の善六がおかみの機転によって、窮地を救われ、最後は稲荷台明神の加護によって、大坂の大尽鴻池の愛娘の難病を治し多大な謝礼を手にしてしまう噺。さすがおかみさんの台詞と表情はきまっていた。落語への熱い志が感じられ、好感をもった。
 http://ginjo.fc2web.com/96omikidokkuri/omiki_d.htm(『落語「御神酒徳利」の舞台を歩く』)

 終了後、男坂を降りて御徒町駅近くの中華料理店で検討会・呑み会。ほとんど病気の話題で大いに盛り上がった。