昆虫学者もすごい

 昨日10/4(日)夜11:00TBS放送の番組『情熱大陸』で、昆虫学者丸山宗利九州大学助教の研究生活を紹介していた。丸山宗利氏は、アリの巣に共生するハネカクシという昆虫の研究者で、この放送では、夜はゾウが移動し危険なヘビが棲息するというタイの密林で、ハネカクシを求めてヒメサスライアリの巣と引っ越しの現場を探索するところを、カメラが追っていた。過去には、虫を求めて崖から転落したりマムシに噛まれたりしたこともあったそうである。
 暗くなってついに発見したヒメサスライアリの引っ越しの現場では、夥しいアリの群れの中からすぐにハネカクシを見つけ、自ら発明した昆虫吸い上げ捕獲器で採集していた。珍しい品種のハネカクシを捕らえたときは、恍惚の表情を浮かべていた。現地雇用のガードマンらから、「もう決まりの9時になってるから、引揚げないとダメですよ」と言われ、未練たっぷりといった感じで、車に戻った。「昆虫はすごい」が、この昆虫学者もすごい。視聴した印象である。
 http://www.mbs.jp/jounetsu/2015/10_04.shtml(「TBS『情熱大陸:丸山宗利』」)



 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20150430/1430373343(「『昆虫はすごい』を読む:2015年4/30」)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20150501/1430445997⦅「『昆虫はすごい』を読む(Ⅱ):2015年5/1 」)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20150509/1431156926⦅「『昆虫はすごい』を読む(Ⅲ):2015年5/9 」)

昆虫はすごい (光文社新書)

昆虫はすごい (光文社新書)


⦅写真は、東京台東区下町民家のハナキリン。小川匡夫氏(全日写連)撮影。コンパクトデジカメ使用。⦆