2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アブチロン(ウキツリボク)旺盛に咲く

雨も上がっているので、今日はひさしぶりに庭の草刈りをした。「八重葎(やえむぐら)茂れる宿」になってしまうので、繁殖力の強そうな雑草を重点的に引き抜いた。 アブチロン(ウキツリボク・チロリアンランプ)がまだまだ旺盛に花を咲かせている。世田谷区…

八ッ場ダムはやはり必要だったか

ダムマニアからも評判の良いAERAの水害記事。ダム礼賛派とダム反対活動家、両者の主張を精査した上での八ッ場ダムの冷静な分析と評価、ダムが流木を溜める事で橋梁や鉄道への被害も防ぐ事などにも触れている。武田元秀記者の名前は覚えておこう。https://t.c…

魚鱗陣対鶴翼陣の勝負:ラグビーWC準決勝

www.youtube.com なるほど、歴史・軍事に詳しい人が指摘しているように、ハカのニュージーランドは、魚鱗の陣形。対して見守るイングランドの陣形は、鶴翼の陣形。武田信玄に仕えた軍師山本勘助の八陣形のうち、合戦で最も使われた陣形が、魚鱗と鶴翼のこの…

オルガ・トカルチュクの『逃亡派』届く

2018年度ノーベル文学賞受賞、ポーランドの作家オルガ・トカルチュクの『逃亡派』(小椋彩訳、白水社)がAmazon経由で届いた。だいぶ時間が経っているので、慌てて増刷したのだろう。ポーランドの文化・藝術には昔から持続して関心があるので、じっくり読み…

寒河江弘さんのフィギュア

是枝裕和監督の『空気人形』は、主演のペ・ドゥナが人形(ラブドール)ながらある時突発的に生気を持って擬似人間となり、人間としてのいろいろな体験をするなかで、人間の孤独を浮き上がらせていく怪作で、好きな作品。この人形のデザインと原型制作を担当…

女優角替和枝さんも一周忌

NHK朝ドラ『花子とアン』で、花子の「腹心の友」蓮子の義母、宮本浪江役を演じて印象的であった、女優の角替和枝さんが亡くなって1年が経過した。この日10/27は、わが連れ合いの葬儀の日であった。連れ合いが亡くなったのが、10/21で、奇しくも角替和枝さん…

タイワンホトトギス咲く

大雨が去った後、庭にはタイワンホトトギスが咲き始めている。(どうもスマホでは草花の写真が上手く撮れない。🙁)

『室生犀星研究』第42輯発刊

『室生犀星研究』42(室生犀星学会2019/10)に「「白雲石」の形成」を書きました。『聊斎志異』巻11の38「石清虚」を犀星がいかに翻案して冒険物語へとジャンル変換したかについて概説しました。 — hiroshi (@nishitaya) 2019年10月28日 室生犀星学会編集発行…

村上麗奈と松本莉緒

www.sankei.com 陛下の隣席のブルネイ国王は一族とともに、昭和天皇崩御のときわが国に弔問に訪れ、いかなるルートを通してか知る由もないが、当時人気絶頂のAV女優村上麗奈(れな)に謝礼500万円(ほど)で夜の接待を受けられたことは、村上本人が告白して…

『監察医 朝顔』を思い起こした

www.youtube.com news.livedoor.com フジテレビの月9ドラマ『監察医 朝顔』(上野樹里主演)を思い起こした。津波で奪われた(娘の)母親の遺骨を探す刑事の父(時任三郎)と、トラウマで現地へ足を踏めない監察医の娘との関係を基軸にした良質のドラマだっ…

クルドの表現

www.newsweekjapan.jp 国際協力NGOピースウィンズ・ジャパン主催による、クルド人画家15人の作品展を昔(1997年)東京六本木のストライプハウスギャラリーで鑑賞したことがある。中東の複雑な民族分布について詳しい知識を持ち合わせていないが、絵画を通し…

坂下千里子さんは人選ミスではない

坂下千里子は毎週NHKの世界情勢を扱う番組に出演していてブレグジットの離脱期限も把握してるしスリランカくらいの国なら国旗を見て即答できる程度には仕上がってるんだけど池上彰の番組に出ると突然何も知らない騒がしいタレントになる芸能人は恐ろしい — …

山津波と『細雪』

headlines.yahoo.co.jp simmel20.hatenablog.com

有楽町スバル座愛惜

dot.asahi.com mainichi.jp www.oricon.co.jp 『バニシング・ポイント』も、ハチャメチャなロードムービーで印象深かったが、何と言っても、1979年度カンヌ映画祭グランプリ受賞、ギュンター・グラス原作・台詞、フォルカー・シュレンドルフ監督の『ブリキの…

ジョルジョ・アガンベンについての過去記事

書斎におかれたプルチネッラの人形。ジョルジョ・アガンベンは喜劇役者トトからコンメディア・デッラルテの道化の人形を受け継いだ。「リアリティとヴァーチャリティ、生と夢、特異性と一般性のあいだを永遠に漂」うプルチネッラにアガンベンは自身を重ねて…

陣内秀信『東京の空間人類学』(筑摩書房)初版は所蔵

news.careerconnection.jp ビブリオマニアではないが、話題になっているらしい陣内秀信法政大学名誉教授の、ちくま学芸文庫収録前の『東京の空間人類学』(筑摩書房)初版(ただし第1刷ではない)は、むろん所蔵している。

コンメディア・デッラルテの舞台

コンメディア・デッラルテについては演劇あるいは文字や図像を通して知られていますが陶磁器の人形が作られていたことは忘れられていたように思えます。Harlequin Unmasked: The Commedia Dell'Arte and Porcelain Sculpture はこの盲点をつき、150以上に…

菊について

フランス文学者鹿島茂氏の、かつて1年間日本経済新聞に連載したエッセイ『ア・プロポ(ところで)』の、1997年11/2掲載「菊:カトリックと密接に関係」で、秋のフランスでは、カトリックの行事によって菊の花が一般民衆に親しまれていることを紹介している…

マックス・ワルター・スワーンベリの世界

スウェーデンの画家マックス・ワルター・スワーンベリの展覧会が10月5日よりgalerie LIBRAIRIE6で始まります2018年の夏にマルメのアトリエを訪ねて30点ほど作品を選ばせて頂きました。娘のロースマリーさんからお預かりしたスワーンベリ未発表の詩集を展覧会…

「ピンク・フロイド・バレエ(PINK FLOYD BALLET)」は観ている

amass.jp simmel20.hatenablog.com ピンク・フロイドのCDでは、『ATOM HEART MOTHER(原子心母)』(EMI )と、2枚組『ECHOES(啓示):the best of PINK FROYD』(EMI )を所蔵。

「スコットランド啓蒙」の思想史を思い起こす

news.livedoor.com 敗退スコットランド監督「日本が素晴らしかった」 https://t.co/PdtBKEROqn — 日刊スポーツ・ラグビー担当 (@nikkan_rugby) October 13, 2019 news.livedoor.com 屈辱のプール戦敗退となったスコットランド代表󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿それでも最後は観客席…

秋の牝馬GⅠ「秋華賞」万馬券的中!

京都競馬場11R・秋の牝馬GⅠ「秋華賞」2000mは、8=カレンブーケドール(津村明秀)と14=シゲルピンクダイヤ(和田竜二)の2頭軸の3連複が、的中配当15,170円の万馬券的中。3頭とも春の実績馬で、この配当には驚いた。1600mが適距離だろう1=ダノンファンタ…

役に立つ情報

千葉の人からのメッセージです。 pic.twitter.com/gAGiCnI68D — 上村かおり (@treblegambakko) October 11, 2019 台風で頭痛つらい人へ①アゴを持って斜め上に持ち上げる②手を下向きで壁について体ねじる③手を組んでクルッと前まわし④鎖骨あたりを手で押さえ…

絓秀実『吉本隆明の時代』(作品社)を読む(1)

とうぜん読むべきなのに未読であった、絓秀実氏の『吉本隆明の時代』(作品社)を、Amazon経由で購入、さっそく読み始める。鮎川信夫と平野謙の批評に言及しつつ、アンドレ・ジッドからサルトルへの対立的継承のアナロジーとして、小林秀雄から吉本隆明への…

愛知もひどいが、千葉も危うい

ダメだこりゃ週3日勤務で登庁した日に職員と話すのは僅か10分ほど…殆ど仕事せず年収は2300万円なり、千葉県民よ、こんな愚鈍、まだ飼ってたいの?(3ページ目)これでいいのか森田健作・千葉県知事 台風の最中に都内で乾杯、年休151日……仕事ぶりに批判 | 文春…

本仮屋ユイカさん登場

今日のNHK『あさイチ』に、愛知県三河の旅のレポーターとして、本仮屋ユイカさんが登場していた。NHK・BSプレミアムドラマ『そこをなんとか』の新人弁護士役でファンになっている。貫地谷しほりさんとも『スウィングガールズ』以来の友人関係と聞く。また連…

イニエスタのワイン(白)を買う

www.wine-what.jp 昨日10/9(水)ダイエーモリシア津田沼店・イオンフードスタイルに買い物に行き、ワインの棚からイニエスタのワイン(白)を購入した。ワイン好きらしいイニエスタ選手がスペインで広大なワイナリーを所有、赤と白のワインを製造・販売して…

中村元博士没後20年

仏教についての論説に付き合うときは、不明な言葉はわが所蔵の中村元著『佛教語大辞典』(東京書籍)で必ず調べることにしている。昔発刊元の東京書籍内一室で、博士のお話を聴く勉強会に参加したことがある。今日が祥月命日(1999年10/10没)で、没後20年に…

レッシングの喜劇・悲劇論と舞台

kotobank.jp 西洋比較演劇研究会編『西洋演劇論アンソロジー』(月曜社)にレッシングの『ハンブルク演劇論』から、喜劇について(第28・29号)とアリストテレスの「同情と怖れ」について(第75号)の議論が紹介されている(小林英起子広島大学教授訳)。 喜…

プッチーニ作曲『トゥーランドット』の舞台は

プッチーニ作曲『トゥーランドット(Turandot)』の生の舞台は、1986年9/15(月)NHKホールにて、英国ロイヤルオペラ来日公演で鑑賞している。当時は耳は難聴ではなく、視力もまだ衰えていなかったので、3階席からでも十分堪能できたのであった。仮面劇とし…