2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
今年の「宝塚記念」は、予想のじつにかんたんなレースであった。はじめから的中を確信(?)。08年の優勝馬エイシンデピュティ(父フレンチデピュティ)、09年の2着馬サクラメガワンダー(父グラスワンダー)ともに前走の「金鯱賞」(ただし中京競馬場2000…
室生犀星原作・NHK広島制作ドラマ『火の魚』(脚本・渡辺あや、演出・黒崎博)が、「モンテカルロ・テレビ祭 ゴールドニンフ賞」を受賞したそうである.門外漢でわからないが、国際的に権威ある賞のようである.4月のわがHPおよびmixi日記に、この作品につ…
映画『薔薇の名前』の原作者である、記号学者ウンベルト・エーコの3篇の「サッカー論」を考察・解説したピーター・P・トリフォナス著『エーコとサッカー』(岩波書店、富山太佳夫訳)は、巻末の今福龍太の解説のほうが面白く明快である. 少年時代巧くボー…
千葉県船橋市のわが町には、ここで育ったひとと、現在暮らしている歌手と、二人の実力ある歌姫がいる.一人は、倉木麻衣さん.かつてmixi日記に記載したことがある。「パルコ内のショップで、倉木麻衣さんのシングルCD『Silent love/BE WITH U』DVD付(NORTH…
昨日(19日)は、東京中央区銀座の「サンミ高松」という会場で、東京都立上野高等学校新(制)32期卒業生の学年同窓会が催された.卒業30周年を記念してのイベントだ。若きころ同高に奉職し、その学年担任をしていたことから招かれ出席した次第.教員を含め2…
NHK朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』を観た流れで「あさイチ」をかけていたところ、「プレミアトーク」のゲストで、ドラマで漫画家水木しげるを演じている、俳優の向井理(おさむ)が登場した.神奈川県立氷取沢高等学校でサッカー三昧の高校時代を送ってから、明…
本日の「東京新聞」に、東京両国シアターXで催されている、チェーホフ生誕150周年記念「国際舞台芸術祭」の特集記事が掲載されていた.演劇のみならず、多彩な表現ジャンルを通してチェーホフにアプローチしようと試みていると紹介している. 6/10(木)…
「短説」(原稿用紙2枚)あるいは大西巨人氏の「超短篇小説」(原稿用紙1枚強)など、WEB上で拝読している.分量的に中途半端であるが、こちらも試みた.(40字×22行) http://www.asahi-net.or.jp/~hh5y-szk/onishi/21th-15.htm http://tansetsu.aikotoba…
昨日(13日)は、東京世田谷北烏山にある専光寺の施餓鬼会に出席した.近く傘寿を迎えるご住職は、まだご子息の副住職に交替していなかった。専光寺は、喜多川(北川)歌麿の墓があることで知られる浄土宗の寺院である.歌麿の墓には花が供えられていた. 来…
アカンサスの花の写真が届いた.季節はまちがいなく、気だるくも激しい夏に向かっているのだ.植物に関する知識にはまったく乏しく断定などできないが、アカンサスは、その花よりも葉っぱのほうに文化史的注目が集まる、稀有な植物ではないだろうか.古代ギ…
栗田勇は詩人である.一晩で読み切ったロートレアモンの『マルドロールの歌』(現代思潮社)の訳詩以来、栗田勇氏の夥しい著作、講義、演劇(人間座公演『愛奴』俳優座劇場)に接してきた。現在は、日本の高僧の評伝の仕事などで評価され、昔の亀井勝一郎を…
素人には知ること少ない古典ギリシアの哲学・文学関係文献を、訳出および考察・解説してくれる、畏敬すべきサイト『Barbaroi!」に、西脇順三郎の詩集『Ambarvalia』所収のギリシア的抒情詩集が訳出されている.そのなかに、「カリマコスの頭とVoyage Pittore…
昨日(5日)は、千葉市川市文化会館大ホールで「小曽根真&Gary Burton」のDuoのライブ演奏を聴いた.ひさしぶりのジャズのライブ鑑賞は、二つの鍵盤楽器の音のみごとなカクテルに酔わされているうちに、あっという間に終演の時間が訪れてしまったという、…
土方巽とともに日本の「舞踏」を創造してきた、大野一雄翁が、大往生したとのこと。土方巽の舞踏は、ナマで観ていない。ただ細江英公氏の限定版写真集『鎌鼬』(現代思潮社)で窺うのみだ。 大野一雄の舞台は、その代表作とされる『ラ・アルヘンティーナ頌(…
「建築界のノーベル賞」といわれているそうな、米プリツカー賞の今年の受賞者に、妹島和世氏と西沢立衛氏の2人の日本人建築家が選ばれた、と報道されている.二人は共同運営の設計事務所で仕事をしてきて、「金沢21世紀美術館」「小笠原資料館」などの建…