2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧
片山杜秀慶應大学准教授の『未完のファシズム』(新潮選書)ようやく読了。酷暑のなか、何冊かの書物を併行して読むので時間がかかってしまった。第一次世界大戦においては、日本は限定された局所戦で勝利を収めることができたが、来るべき「持てる国」欧米…
「麻生発言」なるものをめぐって論評(?)が眼につく。「読売新聞」、「朝日新聞」、「東京新聞」三つの記事を比べると、「東京新聞」の記事が、発言内容を省略せずに報道している(ただし誘導的な題名のつけ方はこの新聞らしい)。麻生元総理がいきなり危…
本日は蝸牛忌、幸田露伴の命日(1947年7/30逝去)である。ブログで「対髑髏」について触れたことがある。 http://simmel20.hatenablog.com/entry/20120127/1327667652(「髑髏について」) たまたま届いた文藝同人誌(永野悟主宰)『群系』第31号「特集・明…
スペイン(後メキシコ)の映画監督ルイス・ブニュエル(Luis Buñuel)が亡くなって(1983年7/29)30年になるとのことである。それほどこの監督の作品を熱心に観てきたわけではないが、記憶の底から作品を引っ張りだして偲ぶことにしよう。 http://simmel20.h…
本日は、江戸川乱歩の命日(1965年7/28逝去)にあたる。乱歩忌である。「押絵と旅する男」「芋虫」「屋根裏の散歩者」など11篇を収めた『犯罪幻想』(東京創元社:1956年11月刊)は、わが自慢の蔵書(古書価格はそれほど高くはない)である。一千冊限定で、1…
本日一般発売の「絢香 LIVE TOUR 2013」10/10(木)会場東京国際フォーラム・ホールA のチケット2枚をなんとか確保できた。午前10:00〜ということで、PCでチケットぴあにアクセスするも、回線混み合っているのでしばらく経ってから試みよのメッセージが出る…
東京書籍という教科書出版を主とする出版社の「東書高校通信」(社会科関係の月刊紙)に、昔記載されたものを置く。文字通りの若書きにて、今日あまり読まれるに値する価値はないが、代表制に関してみずからの知識の整理には役立つだろう。 Rousseau.pdf (…
参議院選挙後3日間、当選した英雄=「反原発」タレントYの記事or写真を載せていた「東京(反原発)新聞」本日朝刊に、めずらしく面白い記事があった。米KFC(ケンタッキー・フライド・チキン)が来月オープンする新店舗のロゴマークに、KFC創業者であるカー…
昨日7/22(月)は、BS・TBS放送で、名古屋グランパス対アーセナルの国際親善試合を観戦した。結果は、1-3の完敗であったが、ひさしぶりにベンゲル流のcollectiveで、早いパス回しのbeautiful footballを堪能させてもらった。アーセン・ベンゲル(Arséne Weng…
……秩序に熱狂したブルジョアが彼のバルコニーで酔っぱらった兵士の群れから射撃されて殺され、彼らの家族の聖遺物は汚され、彼らの家々は気晴らしに砲撃される—所有、家族、宗教、そして秩序の名において。市民社会のくずが最後に秩序の聖なる密集方陣を形成…
先週の「函館記念」に続いて、本日の中京競馬場11R「第61回トヨタ賞中京記念(GⅢ)」も、1着16=フラガラッハ、2着12=ミッキードリームの馬連12-16の万馬券22,000円を的中させた。狙いは、11=サトノパンサーが絡む3連複(ほぼ10万馬券)であったが、残念。参…
独シェールガス開発阻む「ビール愛」 :日本経済新聞はてなブックマーク - 独シェールガス開発阻む「ビール愛」 :日本経済新聞 昔まだベルリンの壁で東西が分断されていた時代、夜西ベルリンの居酒屋でドイツビールを呑んだことを懐かしく思った。 さて、本…
昨晩7/16(火)は、地元JR津田沼駅南口の習志野文化ホールで、「柳家小三治独演会」を聴いた。連日の猛暑もやや治まり、自宅で早めの夕食を済ませてから足早に会場に向かった。地元のホールとはいえ、出向くこと少なく、美空ひばりのコンサート以来かもしれ…
【コラム】自民に白紙委任なら有権者は選挙後に後悔-ペセック - Bloombergはてなブックマーク - 【コラム】自民に白紙委任なら有権者は選挙後に後悔-ペセック - Bloomberg鈴木元文科副大臣殴られる=参院選演説中、女逮捕―東京【13参院選】 (時事通信) - Y…
昨日7/15(月)は、気鋭の弁護士Y氏によるごっつあん企画で、東京目黒でイタリアンのランチを楽しんだ。店は、目黒通り権之助坂にあるヴェローナ目黒地下にある「Restaurant L’asse(ラッセ)」。イタリアの三つ星レストラン「 ダル・ぺスカトーレ」で副料理…
ビッグデータが導き出した参議院選挙の議席予測はてなブックマーク - ビッグデータが導き出した参議院選挙の議席予測 これでは「バンドワゴン効果」よりも、選挙じたいへの関心が薄れてしまう。しかし、「選挙前に情勢調査を行なっているのは、先進国では日…
かつて鹿島茂氏が「東京新聞」2002年(平成14年)7/14(日)号『文化』欄に、「ラ・マルセイエーズ」と題して面白いエッセイを載せていた。「パリ祭」という語の由来についてまず述べている。 ……戦前にルネ・クレール監督の「七月十四日(※Le Quatorze Juill…
本日函館競馬場11R「第49回農林水産省賞典 函館記念(GⅢ)」で、3連複21,930円の万馬券を的中させることができた。今年4回目の万馬券である。先週の7/7(日)福島競馬場11R「第49回七夕賞(GⅢ)」では、マイネルラクリマ(1着)とタガノエルシコ(3着)の2頭…
http://bungeikan.org/domestic/detail/207/(『日本ペンクラブ電子文藝館:笠原三津子「マヌカンの青春」』) 笠原三津子詩集『旅』は、風社発行限定20部で、羊皮の皮臈纈(ろうけち)による装幀で造本されている。 所収の詩「汗」は、いまの季節にふさわし…
http://www.yatsugawa-kan.co.jp/(「奥秩父・谷津川館」) 拙作「火の鳥」はむろんフィクションだが、この谷津川館周辺を舞台設定して構想した作品である。 Phoenix.pdf (「火の鳥」) ⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家の多年草ロベリア(Lobelia…
⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家のカサブランカ(Casa blanca)。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆
昨日7/10(水)、日本テレビの番組『ミヤネ屋』で、北九州市の市立八幡病院勤務の小児科増井美苗医師の勤務実態についてレポートしていた。この病院は患者をすべて受け容れているが、採算が合わないこと、訴訟リスクが高いことなどが原因となって多くの病院…
「清兵衛と瓢箪」的な価格騰貴と価値創出|森本紀行はこう見る|fromHC|機関投資家・資産運用業界向け資産運用総合情報サイトはてなブックマーク - 「清兵衛と瓢箪」的な価格騰貴と価値創出|森本紀行はこう見る|fromHC|機関投資家・資産運用業界向け資産…
◆福田恒存作の戯曲『武蔵野夫人』(河出書房・市民文庫・昭和26年刊)を入手。大岡昇平の原作の小説はむろんかつて読んでいるが、描かれた登場人物の会話や所作の細かいところなどは、記憶があいまいである。国文学の研究者であれば、もう一度小説にあたって…
本日は、森鷗外没後91年(1922年7/9没)の祥月命日にあたる。鷗外忌が催されるのであろう。 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20120916/1347784891(「朗読劇『鷗外の恋:舞姫エリスの真実』」)⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家のサルスベリ(百日…
http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/(「NHK『八重の桜』) http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story26/(「第26回『八重、決戦のとき』」) NHK大河ドラマ『八重の桜』も前半の佳境を迎えている。第26回「八重、決戦のとき」は昨日7/6(土)放送の…
昨日7/4(木)は、池袋の東京芸術劇場プレイハウスにて、小野寺修二作・演出のフィジカルシアター『シレンシオ』を観た。シレンシオ=silenzioとは、イタリア語で「沈黙・静寂」を意味するそうである。台詞はなく、音楽とダンスのみで舞台は構成されていた。…
本日夜11:00~11:25放送のEテレ番組「 100分de名著・プラトン“饗宴”」は、進行役の一人伊集院光さんの巧みな誘導もあって、面白かった。講師は、慶大教授の納富信留氏。高校のかなり下のわが後輩にあたるそうである。すでにその著書の一冊について紹介し…
http://www5d.biglobe.ne.jp/~miminana/profile.html(「二期会ソプラノ歌手・菊地美奈プロフィール」) ⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家のブーゲンビリア(Bougainvillea)。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆