2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

セルジュ・ゲンスブールの「ボードレール:踊る蛇」

https://www.youtube.com/watch?v=ixJK2xZCxQE&feature=player_embedded ⦅セルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg)の「ボードレール:踊る蛇(Baudelaire, Le Serpent qui danse )」⦆ http://blogs.yahoo.co.jp/alfonsinayelmal/11842366.html?from=r…

銘酒三役揃い踏み

イギリスで催される「IWSC2013」(International Wine & Spirits Competition)のスピリッツ部門の焼酎カテゴリーにおいて、鹿児島県本坊酒造の「あらわざ桜島」が焼酎で世界初の金賞を受賞したとのことで、さっそくネットで購入。(※Spirits=ブランデー・…

芥川龍之介「芋粥」の舞台化

一昨日8/28(水)の夜、「重力/Note」公演・芥川龍之介原作『芋粥』を観劇した。東京中野のRAFTという演劇スペースが会場。35人ほども入れば満員になる空間であった。【文学+−×÷(加減乗除)】と銘打って、芥川龍之介の諸作品を六つの劇団が競演するという…

更にいずれの時をか待たん=今でしょ!

本日8/28は、建長五〈癸丑〉(1253)年、「八月廿八日(旧暦)」道元禅師が遷化したことから、道元忌の日であるとのことである。なお明治以来太陽暦に基づき曹洞宗では、9/29を、道元禅師・瑩山禅師(総持寺開山)両祖の忌日として定めている。 道元のことは…

堀辰雄研究と竹内清己氏

本日『東京新聞』夕刊「大波小波」欄で、匿名子「風去りぬ」が、公開されている映画『風立ちぬ』(宮崎駿監督)に触れて、映画の一つの要素になっているらしい堀辰雄の『風立ちぬ』のことを話題にしている。 ……堀は戦前から戦後にかけてよく読まれ、全集は一…

大河内昭爾氏を悼む

8/15(木)武蔵野大学名誉教授で文藝評論家の大河内昭爾氏が亡くなった。『東京新聞』8/24(土)夕刊「大波小波」欄で、匿名の「旧世代」氏が書いている。 ……文壇の一隅にあって、同人雑誌作家の仕事を引き立てようと長らく努力してきた大河内昭爾が逝った。…

スコットランドの芝居を楽しむ

昨日8/23(金)は、東京有楽町シアタークリエにて、グラスゴーを拠点に演劇活動をしているとのD.C.ジャクソン作、『MY ROMANTIC HISTORIY〜カレの事情とカノジョの都合〜』を観劇した。翻訳は小田島恒志、演出は、栗山民也。キャスティングは、主役の男女、…

藤圭子の逝去を悼む

歌手の藤圭子さんが亡くなったとのこと。かつて熱心に聴いていた者として冥福を祈りたい。 パリ在住の現代音楽作曲家の吉田進氏は『パリからの演歌熱愛書簡』(TBSブリタニカ:1995年11月初版)で、藤圭子について論じている。好きな曲として「彼女の音楽性…

こじはるの下着:ジョン・カセールの下着

【動画】AKB48小嶋陽菜の寝顔公開 ピーチ・ジョン新ムービー | Fashionsnap.comはてなブックマーク - 【動画】AKB48小嶋陽菜の寝顔公開 ピーチ・ジョン新ムービー | Fashionsnap.com https://www.youtube.com/watch?v=CdSPAZ5WTWk(「AKB48 小嶋陽菜 CM 【こ…

〈異色の大作家〉高橋たか子

『東京新聞』8/13夕刊の「大波小波」のコーナーで「怒りの子」氏は、7/12享年81歳で亡くなった、作家高橋たか子さんについて「各紙の訃報は小さく、文化面でも追悼する記事がほとんど出なかったのは寂しい」とし、次のように書いている。 ……いずれ鈴木(※翻…

つくつく法師鳴く

昨日は、わが家の庭でツクツクボウシ(つくつく法師・法師蝉)が鳴くのが聞こえてきた。ところが今日は聞こえない。法師蝉を詠んだ俳句の歳時記がある。 http://www.haisi.com/saijiki/housizemi1.htm(「俳句歳時記:法師蝉1」) http://www.haisi.com/saij…

裸の歌姫・裸足の歌姫

www.youtube.comwww.youtube.com

女ひと:CMも楽しい(随時追加あり?)

http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1149019.html⦅「ロキソニン錠(ロキソプロフェンナトリウム)」⦆ 映画完成披露で堀北真希を絶賛 監督「氷点下でも嫌な顔しない」 - Infoseek ニュースはてなブックマーク - 映画完成披露で堀北真希を絶賛 監督「…

三島由紀夫と北一輝

松本健一氏の『三島由紀夫の二・二六事件』(文春新書)は、二・二六事件が起こって(1936年)から69年目にあたる2005年11月に刊行されている。事件の年11歳の少年だった三島由紀夫と、事件の思想的指導者北一輝の天皇観、そしてそれらを拒絶した昭和天皇の…

ヴェローナ(ベローナ)劇場100周年記念『アイーダ』

今年は、ヴェローナ(ベローナ)劇場100周年・ヴェルディ生誕200周年にあたり、その記念に今秋オペラ『アイーダ』が東京ドームで上演されるとのことである。チケット料金が、A=8000円〜VVIP=70,000円、いまの身ではもう無理である。 http://www.veronaaida.j…

「あまちゃん」の「あま」

NHK朝ドラ『あまちゃん』の「あま」は、ドラマ中の北三陸市の海に潜ってウニを採る海女のことであろう。ヒロイン天野アキ(能年玲奈)を中心に、祖母天野夏(宮本信子)、母天野春子(小泉今日子)が絡んで面白い展開である。それはそれとして、あまちゃんの…

「里山資本主義」の可能性

藻谷(もたに)浩介日本総合研究所調査部主席研究員とNHK広島取材班との共著『里山資本主義』(角川oneテーマ21)は、地域の事実についての情報が新鮮で、ウィリアム・モリスを思い起こさせる藻谷浩介氏の解説と提言にも説得力が生まれている。 http://d.hat…

茜雲忌

http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20121016/1350372372 (ドラマ『尾根のかなたに〜父と息子の日航機墜落事故〜』)

マクバーニー演出『春琴』観劇

8/9(金)は、東京世田谷パブリックシアターで、コンプリシテとの共同制作による、サイモン・マクバーニー演出『春琴』を観劇した。谷崎潤一郎の小説『春琴抄』とエッセイ『陰翳礼賛(In Praise of Shadows)』による舞台と示されているが、むろん展開は、鶯…

圓朝忌

博多屋台おいしかもん

近所の農家の方から取れ立てのキュウリをいただいた。さっそくもろきゅうと浅漬けにして、ビールとシチリア白ワインのツマミにした。爽やかな涼感がある。 昨日東京三軒茶屋から帰宅すると、福岡に戻った長男夫婦より「博多屋台おいしかもん」のセットがク…

東北憧憬について

かつて亡き大森光章氏から『シャクシャイン戦記』(新人物往来社)贈っていただきながら、いずれ感想などを書こうかと思っているうちに時間が過ぎ、こちらが未読のまま作家は泉下の客となってしまった。北の大地におけるシャクシャイン率いるアイヌ・シベチ…

青春から〈老春〉へ—作家新美守弘

文藝同人誌『風の道』第6号の恵贈にあずかった。創作の作品は、葉山修平氏の200頁の「処女出版ーそして室生犀星ー」を含めて5篇が発表されている。さっそく新美守弘氏の「記憶の絵」を読んでみる。作者の分身と思しき主人公の私のみずからの持病と、義父・義…

鉄道のたしかさ・女の不可解さ:『僕達急行 A列車で行こう』

7/31(水)WOWOWで、森田芳光監督の映画『僕達急行 A列車で行こう』を放映していた。この監督の作品を見るのははじめてである。競馬番組でゲストで出演したとき、その予想の的確さに感心することが多かった。高く評価されている作品のことなど知ってはいたが…

火の中に音がある:『アンダルシアの虹』

昨日8/4(日)は、NHKアーカイブス(桜井洋子キャスター)で『アンダルシアの虹』を放送した。佐々木昭一郎演出、中尾幸世(栄子)主演の、『四季〜ユートピアノ〜』に続いた『川』3部作の第2作「スペイン編」である。 http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-ar…

再生医療の可能性:大和雅之博士

昨日夜BS日テレ放送の「加藤浩次の本気対談!コージ魂!!大和雅之(細胞生物学者)細胞シートで再生医療革命」は、面白かった。大和雅之東京女子医科大学教授は、日本再生医療学会理事で、細胞シートなるものを応用した再生医療の世界最先端の研究者の一人…

虫愛づる歌姫

⦅Regina Spektor (レジーナ スペクター)⦆

理系と文系

文系と理系なんて、大学の僅か数年で何を勉強したかぐらいの違いでしかない。卒業後20年たったらみんな文系だよ。— 高橋雄一郎 (@kamatatylaw) July 11, 2013 古典および権威ある学説に触れてたえず勉強していなければ、文系でさえないだろう。(家人が感…