メディア・リテラシー実習(その2)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017082390070648.html?ref=rank(『米軍ヘリ、ベイブリッジに低空接近 市民団体が撮影 真横飛行「危険だ」』)
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東京新聞政治部:米軍ヘリ、ベイブリッジに低空接近 市民団体が撮影 真横飛行「危険だ」  この写真を見て、危ないと思わない人はいないのではないでしょうか。あらためて米軍は、すぐそこにあるということを感じさせられます。( 8/22 )

ぐり@関賢太郎:望遠レンズを使うとほらこの通り。奥行が消失して、まるでスレスレを飛んでるように見えます。これを圧縮効果と言います。(8/22)

ぐり@関賢太郎:凄い雑に距離を計算してみたところ、ヘリコプターとベイブリッジの距離は約930mでした。おそらく画角から300-400mm程度のレンズを使ったものと推定できます。とりあえず記者さんは三角関数も知らないようなので、東京新聞の記者は義務教育さえ終わってれば十分と言うことがわかりました。(8/22 )

大貫剛:関さんと僕の計算の違いは撮影場所の推定ですね。大さん橋から見たベイブリッジを確認したところ、橋桁のすぐ下に大黒ふ頭のガントリークレーンが写るので、もっと北の臨港パークと想定しました。そうなると距離が1.5倍ほどになりますが、その先の計算はほぼ同じです。( 8/22 )
ぐり@関賢太郎:撮影場所が多少前後しても、ほとんど変わりませんしね。いずれにしてもヘリは撮影者と橋のほぼ中間くらい。( 8/22 )
大貫剛:そういうことですね。そしてこの計算からわかるのは、ヘリから橋まで数十mというのは視差では完全に同一距離に見えて、わからないはずだということです。レーザー測距でもしなければその数字は出てこない。(8/22 )
翼が折れたきたきつね東京新聞のヘリとベイブリッジの距離10m話と写真。これ新聞社が圧縮効果を知らないとは思えないし、そもそも写真提供者の人も別の写真掲載とか見たけど(ネットで結構見つかる)結構、良い写真とってるので、今回、意図的に圧縮効果の写真を提供して、米軍批判に誘導させる意図があったように思える。(8/23 )
荒鷲 征二:一般の方々が発信が出来る時代に、新聞記者はいい加減な記事やウソは書けない事を理解しなければなりません。新聞記者さんよりも、その分野毎に遥かに深い知見をお持ちの方が一般人の中に多数おられます。(8/23 )
 ヘリから橋まで数十mではないから絶対に安全とは(文科系的には)むろん言えないだろうが、反政府=正義の〈市民団体〉の情報であれば、検証なしに報道OKでは困ったものである。