筒井清忠編『大正史講義【文化篇】』の第7講 小谷野敦『「男性性」のゆらぎ』は、小谷野氏得意の近松秋江と久米正雄の人生と作品をめぐって、大正期における男ー女関係(恋愛関係)における理想の男性像のゆらぎを解説している。 最後に谷崎潤一郎にも論及…
筒井清忠編『大正史講義』(ちくま新書)の、筒井清忠氏の「はじめに」が興味深い。1905(明治38)年9/5、日露戦争の講和条約に反対する国民大会が暴動化したもので、吉野作造は「民衆が政治上に於いて一つの勢力として動くという傾向の流行するに至った初め…
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