「魔物」のジャンヌ・モロー（Janne Moreau）

今日はジャンヌ・モロー誕生日｡基本老け顔だしスタイルが良いわけでもない｡ところがこの人は女子力が圧倒的なのです｡若きマダムを演じた｢恋人たち｣｢雨のしのび逢い｣や｢マドモアゼル｣の悪魔的な女教師､もうイチコロです｡そのパワーは主人公の祖母を演じた｢ぼくを葬る｣でも維持｡凄い人だ｡ pic.twitter.com/Q5zweeK5SR

— 阿乱隅氏 (@yoiinago417) 2022年1月22日

and the rain has never been so beautiful...

Jeanne Moreau in Louis Malle’s 'Ascenseur pour l'échafaud / Elevator to the Gallows'. (1957) pic.twitter.com/KrsA8Wzu1L

— Ay (@lunarscp) 2022年1月23日

　ジャンヌ・モロー出演の映画で、かつて映画館で観たのは、４作品。ほかの人が感動して採り上げているものとはズレているのかもしれない。

（フランソワ・トリフォー監督『突然炎のごとく（JULES et JIM）』:カテリーナ役）

（オーソン・ウェルズ監督『審判（THE TRIAL）』：バーストナー夫人役）

（ルイス・ブニュエル監督『小間使いの日記（Le Journal D'une Femme de Chambre）』：セレスチーヌ役）

（ジョン・フランケンハイマー監督『大列車作戦（THE TRAIN）』：クリスティーヌ役）

　いずれの映画においても、この女優の湖底の神秘さを湛えた瞳と、官能的な唇の動きが表現する表情の魅力に魅惑されてしまうはずである。