源頼政は、鵺退治の伝説でも知られています。その褒賞として朝廷から下賜されたのが太刀獅子王。
— かかまつ (@kakamatsukk) 2022年1月23日
獅子王の言う「最後まで現役だったじっちゃん」こそ頼政なのです。
獅子王は東京国立博物館二階で展示中。
お正月休みに会ってきました。三日月宗近の一階とは離れているのでご注意を。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/weBkjwiN6p
▼この書が言語メディアの劣性を論じていると誤解してはならない。高橋世織氏との対談(「都市の死と再生」)で、建築家の石井和紘氏は、源三位頼政が平家に破れ自害した、宇治の平等院を訪れた折の感懐を述べている。
『頼政はそこで辞世の歌を詠んでいるんです。僕はずっと「埋木の花咲くこともなかりしに身のなる果ては哀れなりけり」だと覚えていたんだけど、頼政の墓を見ると「身のなる果てぞ悲しかりける」と書いてあるんですね。こっちのほうがもっと切ないなと思った。平安時代の言葉がはるか後の時代の我々の心を打つのだから、言葉というのはすごいですよね。よく伝わったなと思いますね。平等院もすごい建物ですし、言葉とイメージが両方ある。それがデジカメの世界ですね。』(2007年4/14記)