弁護士ピアニストのバッハ

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 潮見坂綜合法律事務所に所属する弁護士で、ピアニストの蓜島(はいしま)啓介さんのCD『トランスクライブド・バッハ(Transcribed  Bach)』が届いた。さっそくPCに入れて聴いている。聴く専門的な耳をもっていないが、ウイルス感染情報の氾濫で疲れた精神に、美しく心地よく音が流れる。最初の6曲は、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調」。ヴァイオリン曲をピアノ音楽としてTranscribe(編曲)したもので、1.プレリュード、3.ロンド風ガヴォット、6.ジーグがラフマニノフの編曲、残りの、2.ルール&ドゥーブル、4.メヌエット、5.ブーレの3曲が、根本卓也さんの編曲である。「パルティータ」とは、「バロック時代の器楽曲のジャンルの一つであり、統一性をもって構成された組曲というほどの意味」だそうである。なるほど。

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 根本卓也さんは、(高校の管弦楽団指揮者をしていた)蓜島啓介さんとは学年は違うが同じ開成高校の出身、才能の遭遇に感動させられる。二人とも、もはや凡人の嫉妬の対象にはなり得ず、羨望の念で「敬して遠ざける」ほかはあるまい。 

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   開成管弦楽団に所属していた、高階桜子(さくらこ)さんが、開校以来初めての女性卒業生となった。むろん在学中に女性に転換したのであって、これを認めた開成学園に深甚の敬意を表したい。