シュークリームとキャベツ

台東区観光大使山口もえさん) 
 9/1(土)テレビ東京の「出没!アド街ック天国」で、文京区駒込を特集していた。駒込駅から、本駒込までのエリアを扱うとのことで、ひさしぶりにこの番組を通して視聴。少年時代もよく周辺をうろつき、またかつて本駒込にある都立小石川高等学校(現小石川中等教育学校)に、12年の永きにわたって奉職したこともあり、映像を懐かしく眺めたことだ。1位:六義園、2位:染井吉野(桜)は、予想できたことだが、3位:アルプス洋菓子店には驚いた。名は出るとは思っていたが、まさか3位とは! このエリア内にある、良家の子弟が通う大和郷幼稚園卒園との山口もえさんが、ゲスト出演していて、「ここのシュークリームは美味しい。よく買います」と発言。もえさんなら、成城の「アルプス」のほうかと思っていたが、こちらのファンであったとは。もえさんの実家、仏壇仏具の「翠雲堂」の子息とは、わが亡き弟が昔台東区立松葉小学校(安達祐実さんも卒業生)で同学級であった。そういうことで、もえさんを応援している。
 http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/backnumber/20120901/(「出没!アド街ック天国」)
「アルプス」のシュークリームは、たしかに美味しい。何度も購入している。その折食べた、マドレーヌならぬシュークリームの個人的記憶では、当時新宿伊勢丹の「クイーンズシェフ」1F奥右に出店していた、千代田区九段南の「シェ・シーマ」のと、駒込「アルプス」のシュークリームが双璧であった。 
 http://www.chezcima.co.jp/page/tenpo.html(「シェ・シーマ」)



 
 さてシュークリーム=chou à la crèmeの「chou」は、キャベツのことだ。9/1(土)午前10:30〜11:25日本テレビで、夏恒例の「俳句甲子園」全国大会の模様を決勝戦を中心に紹介していた。決勝は、野球の大阪桐蔭高校光星学院高校のような、常連強豪校同士の対戦で、愛媛県松山東高校A対東京開成高校A。結果は、キャプテン伊藤聡美さん(可愛い)の松山東高校Aが、優勝。おめでとう。伊藤聡美さんが、地方予選での兼題の一つ「キャベツ」を詠んだ句には感心した。

 開成高のキャプテン宇野究人クンは、2年前の三村一貴クンの後継者といえる舌鋒の持ち主で面白かった。歌合わせ&句会の伝統を継承しただろう〈ディベート〉だから、限られた時間で相手側対象句の欠陥を「粗探し」風に論じるのはやむを得まい。とくに、原爆(いまは原発も)を扱う文藝に甘くなりがちな傾向があるので、決勝での批評は別に悪くなかった。短歌&俳句は藝能でもあるのだ。ただし将来は、本心から女性を褒められることばを磨こう、才人宇野クン。
 http://www.haikukoushien.com/(「俳句甲子園」)
 なお本年度最優秀句は、開成高等学校A・佐藤雄志クンの「月眩しプールの底に触れてきて」。
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20100907/1283849567(「後生畏るべし・開成二冠」)