駒込駅前のアルプス洋菓子店

(撮影:飯田安国)
 今週の『週刊現代』9/23・30号巻頭グラビアで、「本物の富豪」だけが住む街として、JR山手線巣鴨駅と駒込駅の間にあり、白山通り、不忍通り本郷通りに囲まれた、大和郷(やまとむら)について特集(取材・文:鈴木伸子)している。柳沢吉保が築園、明治時代以降岩崎家別邸であったものがいま都立庭園となっている六義園も紹介されていて愉しい記事。勤め先が近くにあり、昔よく散策した地域である。大和郷住民「御用達」の3軒とは、魚源、まさひろ寿司、そして駒込駅前のアルプス洋菓子店だそうである。このアルプス洋菓子店では、お土産にシュークリームを買ったものである。写真とともに懐かしかった。
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20130215/1360906989(「巣鴨駒込を歩く:2013年2/15 」)
(アルプスの包装紙)
……駒込駅北口前の同店は昭和34年開店。昭和50年代頃までは大和郷のお屋敷への洋菓子の配達もしていた。
大和郷在住の女性社長さんが社員150人へのクリスマスケーキを注文されたのを一度にお届けしたこともありました」という現店主は三代目。先代には、変えていい菓子と変えてはいけない菓子があると言われたといい、お屋敷町門前での伝統と革新を担っている。……(同誌)
 洋菓子店では、白山通り巣鴨駅近くにカド(CADOT)があり、ここのコショネ(cochonnet)=ブタちゃんケーキを一度だけ購入して食べたところ、甘過ぎて持て余した記憶がある。ここの店は現在閉店しているが、駒込駅近く霜降銀座商店街の店は営業しているとのこと。その昔川端康成が好んだという老舗洋菓子店である。
 川端康成が愛したスイーツ店!駒込の「フランス菓子 カド 」 | icotto(イコット)