反民族差別というポーズ

 東京新聞:金嬉老事件「過去じゃない」 立てこもりから50年 朝鮮ルーツの学生は:社会(TOKYO Web)
 50年経っているのか。(本質は)たんなる刑事事件だっただろうものに、〈思想的〉意味を探してとり上げるところが、この新聞らしい。(老人固定客向けの)ポーズの一貫性も営業上必要なのであろう。
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崔碩栄金嬉老事件「過去じゃない」 立てこもりから50年 朝鮮ルーツの学生は:東京新聞(URL略) これミスリードだと思う。金は刑務所出所後、地元警察などの協力で飲食店経営し成功→女遊びで真面目に経営せず閉店→ヤクザから借金→催促されヤクザ射殺後逃走 作られた英雄(続く)(2/24)/(承前)人質に優しかった、刑務所で母国に寄付などの美談があるが、そんな優しい人が銃の性能試しに何の罪もない犬を撃ち殺すか?それに寄付は支援者が自作自演だったと告白してる。結局在日からも韓国社会からも見捨てられた。差別経験があったのは事実だが、犯行前安定の生活から逸脱したのは本人。(2/24)/それに彼が日本の刑務所にいた頃からの支援者で、彼を韓国に迎え入れた人がいる。その支援者は金の韓国帰国後のあまりにも乱暴な性格に呆れて「釈放運動したことを後悔してる」と言った。同居人は皆夜逃げ。実際彼の隣にいたら皆同じことを言うと思うよ?関わってないからキレイこというだけ。(2/24)/記事を書くなら彼について負の情報も載せて、判断は読者にしてもらうのがいいと思う。 しかし被害ばかり強調してもねぇ。 ( ´Д`)y━・~~(2/24)
naomi:50年前の金嬉老事件西日本新聞2/21夕刊の方が、まっとうな記事です。ネットで出てこないのが残念ですが。二人を射殺した粗暴犯を、マスコミが反差別の旗手のように持ち上げた、そういう意味で、ひどい事件でした。(2/24)


 そういえば、たしかこの事件を題材にした福田恆存の戯曲『解ってたまるか!』を読んだ記憶がある。劇団四季の舞台は観ていないし、内容は忘れてしまった。書庫から取り出して著者の「後書」を見ると、「現實の事件に大體の筋書を借りてゐながら、やはり主題、性格など全く私自身のものである」としている。

『解ってたまるか!』を単に文化人批判の風刺劇と見られるのは甚だ迷惑である。ここに登場する文化人はその為にのみ風刺劇を書くに値しない。