映画で知ったシチリアマフィア

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 シチリアのマフィアについては、アメリカを舞台にした映画はあまり観ていない。シチリア島での物語では、エリオ・ペトリ監督『悪い奴ほど手が白い』と、マーティン・リット監督『暗殺(THE BROTHERHOOD)』の二つが印象的であった。『悪い奴ほど手が白い』には、ギリシアギリシャ)の名女優イレーネ・パパスが、『暗殺』にはカーク・ダグラスが出演している。
 『悪い奴ほど手が白い』では、〈正義派〉知識人の人間と社会についての認識の甘さ、『暗殺』では、〈組織〉というものの非情さが仮借なく描出されていたと記憶している。








 http://simmel20.hatenablog.com/entry/20120507/1336405155(「シチリア憧憬:2012年5/7」)