8月はのう(脳)のう(能)と


 昨日6/22は、近隣の津田沼中央総合病院に脳ドックの予約手続きに出かけた。耳の不調は予兆でないらしいにしても、なんらかの警告と個人判断して申し込んだ。この病院では数年前に、なでしこ澤選手と同じ良性発作性頭位目眩症の治療で4日入院、その折に脳MRIは経験済み。MRI(脳実質撮影)&MRA(脳血管撮影)と、さらに超音波より精度の高い頚部MRAも含まれる内容で、料金の安いコースでも十分、こちらを選んだ。それにしても予約多く、結局旧盆明けの8/17午後の受付とはなった。それまでとにかく生きていることが求められる。
 その10日前の8/7(火)は、東京台東区浅草公会堂で「台東蝋燭能」が催される。このチケット(1Fかー38席)を入手している。演目は、能:「巻絹・神楽留」、狂言:「仏師」、蝋燭能:「船弁慶・前後之替」の三つ。とくに愉しみしているのは、「巻絹・神楽留」である。昔「銕仙会」の例会番組(シテ:浅井文義、ツレ:観世暁夫)で観劇している。今回シテは、坂真太郎さん。都立上野高等学校卒業(1991年)、東京藝術大学卒業(1995年)の経歴をもつ能楽師で、台東区に生まれ台東区に居住されている。こちらも台東区浅草で育ち、かつて都立上野高等学校に永きにわたって奉職していた縁からfacebookつながりもあり、能楽のことはわからないながらも応援したい。※「神楽留」とは、神霊が憑依した巫女の舞は、前半神楽、後半神舞で構成されるが、この前半の神楽の舞で済ませる、ということ。
 http://www.taitocity.net/taito/zaidan/taitotakiginou/h24taitotakiginou.html(「台東蝋燭能」)
 http://homepage1.nifty.com/WAKOGENJI/nohgaku/noh-makiginu.html(「巻絹」)
⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家に咲いた、上ギボウシ(擬宝珠)、下サルビア・プラテンシス(Meadow Sage)の花。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆