2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

チェロを聴く

( サン・サーンス作曲「組曲・動物の謝肉祭から“白鳥”」)チェロ:ヨハネス・モーザー(Johannes Moser) ⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家のキンモクセイ(金木犀)その2。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆

「真空妙有」

引き続き『意識と本質』(岩波文庫)。『…もし表層意識が深層意識に転換し、「真如」すなわち絶対的無分節者が、その本源的無分節のままで現われてくれば、経験的存在世界においてあらゆる存在者を互いに区別する「本質」はことごとく消え失せてしまう』とし…

浅草ジンタのミーカチント(6月脱退)讃

http://ameblo.jp/mkato/entry-11903739233.html(「2014年8月浅草演芸ホール上席で、浅草ジンタ&ミーカチント演奏」) (「Asakusa Jinta live at Soul Beat Asia 2012」) (「和を」) ミーカチントさんは、女性ソプラノ・アルトサックス奏者。 http://r…

倉皇として逃げもどる

本日夕刊文化面では没後20年の井筒俊彦について、批評家の若松英輔さんから寄稿いただきました。哲学者、イスラム学者として知られた井筒は、全集の刊行も始まり、存在感が一層増しそうです。〈専門家が安閑と専門家の午睡を楽しんでいた時代はもう過ぎた…

「赤毛のアン」エンディング曲

(「三善晃作曲:赤毛のアン『さめない夢』」)

老年と趣味

小浜逸郎氏の『死にたくもないが、生きたくもない』(幻冬社新書)は、いわゆる〈団塊の世代〉に属する著者が、定年退職してからも「枯れることが許されず」、医師の日野原重明氏のように「イケイケ」の生き方を理想として求められるのは、かなわないと表明…

「春風亭一之輔ひとり会」を聴く

昨日10/3(木)は、東京文京区湯島天満宮参集殿会場にて、「春風亭一之輔ひとり会」を聴いた。S氏主宰落語研究会の定例会である。参加者数は、10名。この会場で催されている「ぎやまん寄席」の10月の企画。 http://sfewf.exblog.jp/19423462(「ぎやまん寄席…

リスク社会について

池田信夫氏の本日のブログに、ドイツの社会学者ウルリヒ・ベックの『危険社会』(法政大学出版局・叢書ウニベルシタス)に触れて持論を展開した記述があった。かつてこの大著について未読のままHPに記載したことを思い出した。池田氏は、「Risiko=risk」の…

虹が架かった

台風が房総半島東を北上して去ったと判断、わが2Fの書斎の雨戸を開けると、南東の空に虹の橋が架かっていた。 階下の部屋の壁に掛けてある、高橋甲子男画伯の油彩画「虹」をあらためて眺めたことだった。

肩書きのあるひと

先日9/29(日)正午から、高校の学年同窓会が母校食堂を会場に催された。弁護士の久保利英明会長の挨拶の後、元東大教授現CGIS研究主幹(海洋工学・原子炉構造工学)・内閣参与湯原哲夫さんの「エネルギー問題と海洋国家の構想」を内容とした講演が行われた…

『室生犀星句集・魚眠洞全句』より

終日、本の探し物をしていたが見つからず。替わりにいままで発見できなかった『室生犀星句集・魚眠洞全句』(北国新聞社)を手にとることができた。下のサイトにあるような巨大な書棚(bookshelf)がほしいものである。 http://bookshelfporn.com/(「Booksh…