虹が架かった

 台風が房総半島東を北上して去ったと判断、わが2Fの書斎の雨戸を開けると、南東の空に虹の橋が架かっていた。

 階下の部屋の壁に掛けてある、高橋甲子男画伯の油彩画「虹」をあらためて眺めたことだった。