「麻生発言」なるものをめぐって論評(?)が眼につく。「読売新聞」、「朝日新聞」、「東京新聞」三つの記事を比べると、「東京新聞」の記事が、発言内容を省略せずに報道している(ただし誘導的な題名のつけ方はこの新聞らしい)。麻生元総理がいきなり危険な発言をしたものでないことが了解できる。むしろ参院選で勝利した自民党内閣の副総理としては、穏当ともいえる内容である。(※その後の情報によれば、歴史事実についての無知が前提にあることが判明。マンガ政治家だ。)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130730-OYT1T00050.htm(「読売新聞」:「ナチスの手口学んだら…」)勝手な解釈が拡散されているが、麻生さんは「ナチスの手口を学んで憲法を変えろ」ではなく、「喧噪の中で憲法を変えたナチスの忌まわしい手口を学び、そのようなことが無いようにすべき」と言ったんでしょ?講演にいたらしい朝日は何ら問題視してない。もうちょっと日本語を勉強すべき…。
— 菊池雅志 (@MasashiKikuchi) July 30, 2013
自民党草案はダメだと思うが、それとは別に、もうこういう「失言叩き」はどうでもいいよ、というか、絶対安定の自民党vs足を引っ張るだけの野党&マスコミという構図が早くも確定してきてうんざり。麻生もこれで失脚したりは絶対しないしね。
— 東浩紀 (@hazuma) August 1, 2013
http://www.geocities.jp/torikai007/war/1943/race.html(「鳥飼行博『ナチ党ヒトラー独裁政権の成立過程:ワイマール共和国のナチス』」)麻生さんの「ナチスの手口を学べ」発言について「文脈を読め」って擁護意見がある。 でも書き起こしの文脈を読めば読むほど「ナチスが異常な改憲をした時のように、改憲は国民が気付かない間にコッソリやるといい」って内容じゃん。 憲法は、こーゆー権力の暴走を防ぐためにあるんだよ。
— どーも僕です。(秋山宏次郎) (@domoboku) July 31, 2013
http://royallibrary.sakura.ne.jp/ww2/gimon/gimon18.html(「第二次世界大戦資料館『ヒトラー独裁の完成〜全権委任法成立の謎〜』」)
あなただって、そう言いながら学んでるじゃないですか。現に。 RT @morimori_naha ↓東大のTAMAIセンセすげー。頭のネジ飛んでるわ。ドイツ法思想史が専門なのに、国会議事堂を突撃隊が固めた状況下で成立したナチスの全権委任法に学ぶ事が問題ないそうだ…
— KATSUYA TAMAI (@tamai1961) August 2, 2013
麻生氏は1930年代のドイツの歴史を根本的に勘違いして引き合いに出しているので、何をいっているのかわからない。失言といえば失言だが、単なる与太話で、政治的な意味はない。 RTワイマールの教訓 http://t.co/PZoLmrztIb
— 石井孝明 (@ishiitakaaki) August 2, 2013