ポーコックが亡くなった。僕らが政治思想史研究の道に進んだのは、ポーコックの圧倒的な影響力の下においてだった。いわゆる「共和主義」的歴史観の再評価、『マキアヴェリアン・モーメント』のポーコックと『野蛮と宗教』のポーコック(前期・後期ポーコック?)など、多くの課題が残されている。 https://t.co/oST43tBIU9
— Shigeki Uno (@unoshigeki) 2023年12月14日
ポーコックといえば、東大東洋文化研究所の冊子に寄せた論考でその思想史的業績と激烈なEU批判の関連に光を当てたことがあります…よければどうぞ👇
— daisuke kataoka/片岡大右 (@disk_kat) 2023年12月14日
「ヨーロッパ理念の歴史と統合欧州の窮状――J. G. A. ポーコックの「ヨーロッパの脱構築」とフレデリック・ロルドンの「欧州主義」批判を中心に」 pic.twitter.com/7H9rxjubPb
simmel20.hatenablog.com ポーコックの大著『マキァヴェリアン・モーメント』(田中秀夫ほか訳 名古屋大学出版会)は、難解すぎてとうとう読むのを断念してしまった。共和主義の思想史にも精通している某比較文学者氏も同じくはじめから読解できなかったとのことで、安心した。