「種谷典子ソプラノリサイタル」(10/5 浦安音楽ホール)鑑賞

 予定プログラム中、マスカーニの「アヴェマリア」とフォーレの『レクイエム』作品48より「ピエイエズ」はカット。一つ一つの作品ごとに、MCをみずから務める。しばしば語尾に「〜けれども」と「も」に広島風なのか、独特な声の出し方があり、鳥の声のような可憐で美しい響き。いったん歌い始めると別人となり、自在に声が大きく館内に響き渡る。ピアノは、齋藤亜都沙、息が合っている。『フィガロの結婚』(2022年2月)『椿姫』(2023年7月)いずれも聴いているアリア。とくにヴイオレッタのアリアは演技も交えて感動を新たにする熱演であった。
 アンコール曲は、木下牧子作曲の「竹とんぼに」。山田耕筰作曲の「南天の花」も含めて日本の歌曲もすばらしい。いずれCDにまとめるとよいのでは。

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 新浦安駅から西船橋駅経由で津田沼駅に帰り、「デニーズ」に立ち寄った。そこでやや遅い昼食、レストランRegaloの小倉知巳シェフ監修の「シェフのお勧め3品」を注文。赤ワインとともにいただいた。ご隠居の年代が食べるにはボリュームがあったが、何とか完食、美味しかった。

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