寺山修司作『毛皮のマリー』の舞台

f:id:simmel20:20190411152150j:plain東京新聞4/10夕刊)

「紋白」氏と同じ1983年5月寺山修司逝去の直後6月の公演(PARCO西武劇場にて)、『毛皮のマリー』を観ている。演出は、鈴木完一郎。美少女紋白役の若松武はその後若松武史として、色々な舞台でとくにその声に魅了されてきた。男優だけの女装劇『毛皮のマリー』に対して、寺山修司には女優だけの美女劇『伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪』があり、こちらは寺島しのぶ主演の舞台(2011年8月下北沢ザ・スズナリにて)を観ている。現代におけるLGBTの文化的多様性の主張を背景にして、寺山作品の演出も変化しつつあるのだろうか。面白いかどうかは別にして、とうぜんの動向であろう。

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