ひさしぶりに「若林圭子ライブ」を聴いた。会場は、大田区の東急大井町線大岡山下車、グッドストックトーキョー。銀座博品館劇場と違ってミニライブハウスであるが、間近で歌声が聴けるので親しみが湧く。MCも手短かで人生の深淵をさり気なく語って、いっそう歌への関心が触発される。今回は、レオ・フェレの歌は最後の「最高だ」1曲のみ。レオ・フェレのシャンソンにはロックがあるとの、若林さんの解説は面白かった。甘く表層的な感傷を唄うのではなく、底に社会や時代への抵抗があるということだろう。全曲中とくに「心からイエスタディ」に感動した。ルノー作曲の「ミストラル・ギャニオン」のミストラル・ギャニオンとはおみくじ付きのキャラメルのことだそう。AKB48の「フォーチュンクッキー」か。歌のジャンルが広く、楽しめる。今度は野口雨情の童謡なども聴きたいもの。
アンコール曲は、「リンゴの木の下で」。
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CD『時は優しい魔法をかける』を購入。品川経由にて快速グリーン車中で読書しながら帰宅。