〈反権力〉という情報差別化

 今日の東京新聞の「新聞を読んで」欄に、永田浩三武蔵大学社会学部教授が、『先日の大水害のさなかでの「赤坂自民亭」に象徴されるように、与党議員が被災に対して心を寄せ、奮闘しているとは言い難い』などと、時代劇『水戸黄門』に出てくるステレオタイプの悪玉政治家イメージで決めつけ、東京新聞ヨイショの寄稿をしている。

社会や記事は、しばしば歴史の節目に着目し、そこから現代を生きるわれわれに気づきを与えてくれる。今後も永久保存版にしたい紙面を連打してほしい。それが日本社会をよりよくする道だと思う。

 「心を寄せ」とか「気づき」とかのことばの安易な使い方に、まともに読む気が失せる。こちらは自民党に投票したことはないが、経済政策に関しては保留して、安倍ー河野の外交路線については高く評価するものである。
 トランプ米大統領発言についてのワシントンポスト紙の記事をめぐって、一つのTwitterの論評を読んだ。東京新聞は政治的立場を同じくする朝日新聞に対して、情報商品の差別化を図るべく、〈反権力〉のポーズを過激化させているのではないか。ただ購読料が安いのみで購読している読者には、精神衛生上よろしくないのである。 


 以下省略→関心のある方は、直接Ricky_Elwoodさんの当該記事Twitterを訪問されたし。
 https://twitter.com/David_R_Stanton/status/1034749927518232578

https://www.sankei.com/politics/news/180904/plt1809040002-n1.html(「トランプ米大統領真珠湾」発言の米紙報道 日時・場所・文脈とも全く異なると判明 政府高官明かす」)