八代目幸四郎33回忌とのこと

「歌舞伎美人(かぶきびと)」によれば、今年の「吉例顔見世大歌舞伎」は、初代(初世)松本白鸚の三十三回忌追善公演だそうである。金もなく観劇の予定はないが、昔八代目松本幸四郎白鸚襲名前)の舞台は観ている。1966(昭和41)年12月、国立劇場での通し狂言『菅原伝授手習鑑』の舞台である。幸四郎丈は、舎人松王丸の役。このとき、わが贔屓であった八代目坂東三津五郎藤原時平・佐太村の白太夫の役で出演している。この作品を通しで観劇したのは、このときのみのことである。昔は、母のお伴でよく国立劇場に足を運んだものである。
 http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2014/11/post_81.html(「歌舞伎美人:吉例顔見世大歌舞伎」)