藤沢厩舎に大輪の薔薇が咲くか?




 今年はじめての重賞レース的中で、(もともと軍資金じたい微々たるものなので)少額の払戻金はさておき、読みがたしかだったことは嬉しい限り。これでハズミがつくというわけにはいかないのが、馬券道のむずかしさである。5=モーリスが3着であれば、高配当であったのに残念。
 さて3/21(金)の「フラワーC」でもバウンスシャッセが勝って、藤沢厩舎管理馬がクラシック前哨戦を連勝している。このあと両馬はどういうローテーションで走るのか、興味がわく。藤沢和雄調教師といえば、「馬中心主義」の考えを基に、ダービーを頂点としたクラシック競争を(3歳時)最終目標として競走馬を管理していない。過去にもシンボリクリスエスゼンノロブロイペルーサらの名馬は、「青葉賞」優勝して直後のダービーは勝っていない。いわゆる「藤沢ローテ」である。しかし調教師にも定年がある。クラシック優勝を狙ってきても不思議ではない。

スプリングS」優勝のロサギガンティア号の名称は、薔薇の原種系でシュラブ系(半つる性)のロサ・ギガンティア(Rosa gigantea)から採られているらしい。「giganteus」はラテン語で「巨大な」を意味する(Wikipedia)。果たして今年こそ藤沢厩舎に大輪の薔薇が咲くのか、注目したい。
 http://rose.zatunen.com/r/rosa_gigantea.html(「ロサ・ギガンティア」)
⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家のプリムラ・ジュリアン。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆