CKDのステージ

 8月の健康診査で、尿検査と血液検査で経過観察を要した項目があり、11/13(水)に再検査をし、結果を昨日病院に聞きに行った。血液検査では、白血球数が8月の12100(基準値3900~9700/μL)から6200に減って正常化(赤血球数は543→535、ヘマトクリット値は47.5で変わらず、その他も基準値内)、安心した。尿検査についても、蛋白・尿潜血いずれも陰性の結果で、とりあえず腎臓はまだそれなりに機能してくれているようだ。しかし8月のクレアチニン値1.02(基準値0.61~1.04)でも、年齢により推算糸球体濾過量(eGFR)値は、56.3。すでに60を切っている。慢性腎臓病(CKD)のステージで調べると、G3aの区分(軽度〜中程度)に当てはまってしまう。オイオイ。(家庭血圧上130未満、HbA1c値=5.5など)高血圧・糖尿病等の原疾患がなく、尿蛋白も陰性なので、とくに治療は必要ないものの、血圧・血糖値・塩分&たんぱく質摂取量の管理がたいせつなようである。
 http://www.jsn.or.jp/guideline/pdf/CKDguide2012.pdf(「CKD診療ガイド2012:日本腎臓学会」)
 http://www.kyowa-kirin.co.jp/ckd/(「慢性腎臓病:KYOWA KIRIN」)
 さらに最近の臨床研究によれば、尿酸値についても日常注意が求められるとのことである。
 http://www.torii.co.jp/urat1/current_topics/yasuda.html(「CKD診療における尿酸コントロールの意義」)
 幸い尿酸値も、3/27検査で5.5(基準値2.1~7.0)、8/22検査で4.8(基準値3.6~7.0)なので、いまのところは高尿酸血症の心配はないようだ。肝臓系の3項目数値も基準値内であり、ということで今晩は、イタリア赤ワインを呑みショートケーキを食べることにするのである。