太陽劇団20年前の来日公演は観ている

 

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公演中止のお知らせ
新型コロナウイルス感染症及び変異株急拡大の影響によって、日本への入国制限の緩和等が現時点で見通せないことから、誠に残念ではございますが、本公演を中止し、来年度以降への延期を検討することとしました。公演を楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございません。╱これに伴い、今年度は太陽劇団に関する代替企画を検討しております。実施内容の詳細は、後日改めてお知らせいたします。╱何卒ご理解賜りますようお願いいたします。✩

   フランス国立オデオン劇場制作、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出、イザベル・ユペール主演の『ガラスの動物園』も公演中止がすでに決まっているので、とうぜんフランス太陽劇団(Théâtre  du Soleil)の来日公演も中止だろう。

太陽劇団は1964年にフランスで設立。“集団創作”という独自スタイルで知られ、パリ郊外のカルトゥーシュリ(弾薬庫跡)を拠点に活動している。70年に上演されたフランス革命を題材とした『1789』は斬新な演劇手法で世界的注目を集めた。古典から現代の難民問題を扱った作品まで幅広いレパートリーを持つ。2001年に『堤防の上の鼓手』(新国立劇場)で待望の初来日を果たし、アジアの人形劇、特に日本の文楽のエッセンスを大胆に取り入れた作品が大きな話題を呼んだ。✩

 太陽劇団の2001年9月の来日公演、新国立劇場でのエレーヌ・シクスー作、アリアーヌ・ムヌーシュキン演出『堤防の上での鼓手』は観ている。たしか人形のような人間と、人間のような人形が入れ替わって展開する舞台であった。面白くはあったが、仕掛けにそれほど驚くほどの印象ではなかった。また別の舞台を観たいことは観たい。

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