1週間ぶりに外へ買い物に出て、パルコのACADEMIAくまざわ書店に寄り、文藝雑誌『群像』3月号を購入した。文藝雑誌など買うのはじつにひさしぶりである。絓秀実氏の論考「小説家・大江健三郎」を読むためのみである。他の作品・評論など読むつもりはまったくない。いま読んでいる本ほかを読み終えて、その意欲が生まれたとき、絓秀実氏の大江論を心して読む予定である。
大江健三郎という作家と作品を繋げられるのは今のところ絓秀実だけなんです。柄谷行人や蓮實重彦ですらやっていない。その事実を鑑みれば、日本に大江健三郎を批評できる文芸評論家などほぼいないと言っていい。
— ミスター (@hahaha8201) 2020年2月9日