市立習志野高校、選抜準優勝を祝したい。習志野市は、JR津田沼駅を挟んで南側のエリアで、北側がわが船橋市である。駅北側近くに大和商事ビルがあり、ここの会長O氏は「ダイワ」を冠名とする競走馬の馬主として知られる。
そのかみ習志野原には、第一次世界大戦時のドイツ人俘虜収容所があったそうである。郷土史研究の趣味がないので調べてはいないが、所蔵（見つからない）の『ドイツ兵士の見たニッポン―習志野俘虜収容所1915~1920 』(丸善ブックス)を読むと、けっこう地元との生活に密着した交流が生まれていたようである。
また、習志野文化ホール入り口近くの植え込みに、「根無し草語る浮世を圓く生き」の六代目三遊亭圓生師匠の俳句を刻んだ石碑が建てられている。その縁もあってか、夏に柳家小三治の独演会が催されることがある。落語に所縁がある街なのである。
