渋谷で「山本弘展」(アートギャラリー道玄坂)鑑賞

 昨日6/29(木)はひさしぶりに渋谷まで出向いて、アートギャラリー道玄坂で開催中の「山本弘展」を鑑賞した。現代美術のすぐれた案内人、曽根原正好氏の企画になる遺作展である。この個展を知ったのも、生前(1981年7月自殺。享年51歳)の山本弘と親しかったらしい曽根原氏のブログによってであった。
 http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20170628/1498604532(「アートギャラリー道玄坂山本弘展始まる」)
 画家の略年譜によれば、1948(昭和23 )年造形美術学校(現・武蔵野美術大学)入学、のち退学とあるので、わが年長の知己高橋甲子男画伯の先輩ということになる。没後その遺作群が、美術評論家針生一郎の激賞するところとなったとのことであるが、高橋甲子男画伯の創作も針生一郎のはげましを支えの一つとして今日に至っている。
 くらく沈んだ色彩の作品のなかに青と緑色も主張し、印象的であった。

渋谷マークシティ246側出口
プリメーラ道玄坂ビル:アートギャラリー道玄坂はこの1F
画廊前の岩手短角牛のステーキとワインのビストロ、ヴァンテオ
※作品の撮影許可は得ている。










 帰りは、ブーゲンビリア(ビレア)の花に飾られた渋谷マークシティ内のつばめグリルで、この系列店お気に入りのロールキャベツをトマト付きで注文、平日の昼間だというのに生ビールも呑んで、ご機嫌な現代美術鑑賞の外出とはなった。ただし、トイレの設置場所の標記なく、東急地下1Fの場所まで辿り着くのに難渋した。そこでは女性トイレに列ができていた。どうなっているのだ、〈新生〉渋谷は?