オフショルを着こなす

週刊現代』7/1号の酒井順子さんの連載エッセイ「気付くのが遅すぎて」は、「中高年女性の露出度」と題して、「去年の夏あたりから流行っている、肩をむき出しにしたトップレス」、オフショル(オフショルダー)について書いている(pp.80~81)。面白い。
……すぐ目の前に、若いお嬢さんのナマ肩、ナマ背。それはもう「舐めろ」と言わんばかりの距離と露出度なのであって、満員電車の中でこんなものを見せられたり痴漢と間違えられたり線路を走って逃げたりしなくてはならない殿方に対して、同情を禁じ得なかった私なのです。……
……オフショルは、年齢も厳しく選びます。こればかりは、三十代でも、もうつらい。まだノースリーブやショートパンツは、いわゆるおばさんでも「苦笑」レベルで済むのですが、「オフショルのおばさん」は「苦」もしくは「笑」のどちらかに。
………今、中高年女性は「いつまでも若く」と希求しています。日本女性はほとんど「人生九十年」なので、早く老け込んでしまっては間が持たないのです。
 年だからといって躊躇せず、着たいものを着ればいいのだという議論もあるわけですが、しかしやはり、露出の方法だけは、気をつけたいところ。デヴィ夫人のような方がデコルテを強調したドレスを着るならともかくも、一般の中高年は、見せてよい部位とそうでない部位があるのではないか。……


 7/1(土)のテレビ東京ウイニング競馬』では、アシスタントの柴田阿弥さんがオフショルファッション。さすが元SKE48、ピッタリ決まっていて、爽やかな印象。