都立上野高校36期卒業30周年同窓会

 昨晩は、東京ANA インターコンチネンタルホテル東京・地下1Fプロミネンス(宴会場PROMINENCE)にて、都立上野高校36期の卒業30周年を祝う同窓会が催された。1~8組のうち2組担任として関わった学年なので、〈万難を排して〉出席した。ホテル内をさ迷っていたら、みごとに遅刻。すでに乾杯のセレモニーが終了し、担任挨拶が始まっていた。こちらはとうぜん「トリ」にまわしてもらった。せっかくの「トリ」にしては焦ってしどろもどろ、しかも口許が乾き冗漫な語りをしてしまった。無念。内容としては、芥川賞作家の磯崎憲一郎さん&ロックミュージシャンのAKINO LEEさんの二人は、たしか上野高軽音楽部出身で、この軽音楽部がつぶされずに活動の継続ができたのは36期の軽音楽部のメンバーに負うところが大きかったことと、学年担任団の大ボスのT先生が亡くなられて、席に不在であることの悲しみを共有し追悼したい、ということの二点だけは外さず終えられた。あとで「アメを用意しておけばよかったですね」と、昔を知る卒業生が語りかけてきた。ポケットからのどアメを出すと、「やっぱり」と感心された。わが終生の〈ライバル〉古畑任三郎田村正和さんは、もっと声が出なくなっているとかネットに情報が流れている。会話をこそ楽しむべき場で四六時中音楽が相当な音量で流されるのには閉口したが、ひさしぶりにドルガバ(DOLCE & GABBANA)のネクタイを身につけられる機会が得られて、大いに満足できたパーティーであった。
 クラスの委員(まとめ役)だった、KU君は、名古屋地方裁判所岡崎支部で判事の任にあるとのこと、さすがである。こちらの挨拶で、前日知覚過敏の治療で歯医者に行ったことを話したので、現在歯科医師のKA君が「知覚過敏は、どうでしたか」と訊きにきた。嬉しいことであった。子育て中の主婦を含めてそれぞれ社会の最前線で活躍していて、高校時代が顧みて楽しく面白かったといえれば、十分ではないだろうか。
 http://www.anaintercontinental-tokyo.jp/banquet/daichu.html(「ANAインターコンチネンタルホテル東京:大・中宴会場」)










   (リコーダー奏者姉・柳沢里実さんが、上野高36期卒業生)
 http://cresco-inc.com/(「CRESCO」こちらの代表取締役社長N氏も、上野高36期2組卒。)
⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家のサザンカ山茶花)その3。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆