司法試験合格者数3000人目標撤廃

 4/9(火)「NHK7」のニュースで、司法試験合格者数3000人の政府目標を撤廃の方向だとの報道があった。とうぜんの決定であろう。門外漢からみても、遅きに失した感じである。



 こんなrumorが出てくることじたい、問題が深刻さを増している証であろう。NHKニュースの報道によれば、いわゆる企業内弁護士および自治体での法曹資格者登用の可能性など、あらたな弁護士需要について強調していたが、時間的制約もあったとはいえ、現状についての捉え方が甘いとの感想をもった。
 http://t-m-lawyer.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-8ba1.html(「弁護士のため息」)
 http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-662.html(『「3000人」撤廃の「朝日」的受けとめ方』)
 合格者数を1000〜1500人に設定することが、妥当なのではないだろうか。
⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家のスイートピー。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆