ヒキガエルと遭遇

 
 昨日9/12(水)、わが庭でヒキガエルと遭遇した。棲みついているのか、たまたま移動中だったのかは不明。アケビの木の下で暑さを凌いでいるようだった。もはや9月のはじめは、まだ夏のつづきなのだ。風の音に驚くのは、これからであろうか。このカエルの存在が害虫除けになるらしいので、アオジソが守られてよい。たしかに今どきの女優なみに「カエル顔」ではあるし、歓迎したい。
 昔奥秩父谷津川の河原で、トウキョウダルマガエルがヤマカガシに呑み込まれるところを目撃したことがある。この近くにはコナラの木が群生していて、ミヤマクワガタオオムラサキなどが採集できた。また、オニヤンマがあちこちで飛行していた。夜には、無数のヘイケボタルが、まとまった光芒を放っていた。夏の(昆虫たちを追った)それらの時間と光景を、トウキョウダルマガエルの残酷な運命とともに懐かしく思い出す。
 http://www.yatsugawa-kan.co.jp/(「奥秩父・谷津川館」)