松本白鸚主演 ミュージカル『ラ・マンチャの男』は、本日4/24(月)横須賀の地にて、ファイナル公演の大千穐楽を迎えることが出来ました。1969年の日本初演から54年、多くの皆様のご声援、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。https://t.co/qC9gARkyrn pic.twitter.com/bvQukEnlfv
— 東宝演劇部 (@toho_stage) 2023年4月24日
ミュージカル『ラ・マンチャの男(Man of La Mancha)』は、初演(1969年 帝国劇場にて)から10年後の1979(昭和54)年 11月、帝国劇場にて、市川染五郎時代の舞台を観ている。スペインのセビリアで、教会冒瀆の罪で地下牢に放り込まれた囚人セルバンテスが、牢名主を前にして、ラ・マンチャ(語源は、「乾いた土地」を意味するアラビア語)地方に住む田舎郷士アロンソ・キハーノ(人呼んでドン・キホーテ)がすべての悪を滅ぼすために世界に旅たった物語を(自分と囚人らを役者として使い)演出することによって、みずからの申し開きを試みる、劇中劇の構成と展開の舞台。上演が永く続いたものだ、感心する。