冒頭の渋沢栄一と徳川慶喜が初めて出会ったシーンについて、まず気が付いたのは元号の正確性。文久4年と表示されたが、よく元治元年にしなかったと感心した。2月20日に文久から元治に改元されており、この出会いの直後に改元。とは言え、面倒なので、元治元年にしがち。プチ感動!#青天を衝け
— 町田 明広 (@machi82175302) 2021年2月14日
歴史家が感心するほど、今回のNHK大河ドラマ『青天を衝け』は史実に能う限り忠実に物語を展開させているようである。もっとも、渋沢栄一(吉沢亮)が百姓身分を捨て志士として血洗島から京へ旅立つとき、父(小林薫)より貰った百両もの大金を遊蕩で使い果たしてしまう、そのいい加減さについて批評的な視点を欠き、『麒麟がくる』で展望・戦略なしに謀反を起こし大勢の臣下を死なせてしまった明智光秀に対する批評的な相対化を欠いていた、甘い〈伝統〉なのだろう。
土方歳三は、明治2年5月11日、箱館一本木で戦死。35歳。墓は日野市石田の石田寺寺(東京都日野市石田)にある。変名は内藤隼人。尾高惇忠、渋沢喜作は函館戦争に従軍しており、当然、土方とは接点があった。ドラマでは、函館戦争まで描かれることを期待したい。#青天を衝け
— 町田 明広 (@machi82175302) 2021年5月9日
こうして、「土方はそのまゝ奥へ、人々は表札をはづす等、それぞれ働く中を渋沢はゆうゆうと帰つて行く」という展開となった。ドラマの展開とはやや差違があるが、全く問題は感じない。これこそ、渋沢の後日談ではあるが、史実に基づいた大河ドラマである。#青天を衝け
— 町田 明広 (@machi82175302) 2021年6月27日
大沢捕縛の際、事前に近藤勇が渋沢栄一と打ち合わせをしたともいいます。
— 小栗さくら@歴史タレント (@oguri_sakura) 2021年6月27日
後年渋沢は、近藤を「今でも暴虎馮河(血気にはやり無謀なこと)の士であったかのように見られているが、世間で思うような無鉄砲な男ではなかった」と評しています。
二人は京都で二度ほど会ったのだとか。#青天を衝け
この頃の副長・土方歳三は自ら市中見廻りに出向くことも少なくなっておりますので(つまり、新選組もそういう体制になっている)、そりゃ「土方殿が自ら!?」と驚かれるんですよね。 #青天を衝け
— 天河真嗣@人呼んでカクヨム界のコンデ・コマ (@tenkawa_shinji) 2021年6月27日
初めて新選組副長土方歳三が出てきたときは、殺陣は美しくみごとではあったが、演じるのが町田啓太というのは違和感があった。今NHKで再放送中の『花子とアン』で、ヒロイン村岡花子(吉高由里子)の夫英治(鈴木亮平)の弟村岡郁弥役を演じていて、この人物が明るく心優しい青年なので、容赦なく攘夷派を斬り殺す土方歳三のイメージとはかけ離れている。それに何より、土方歳三といえば、昔のテレビ時代劇『新選組血風録』『燃えよ剣』の栗塚旭のイメージで固定している。
しかし昨日6/27放送の『青天を衝け』で、町田啓太の歳三役も魅力的に思えてきた。違和感なく、渋沢栄一とのまたの出会いの場面を愉しみに待ちたい。
#青天を衝け 町田土方の何がいいって!あの切り口上ですよ!やや早口で、語尾をピシッと切り上げるような口調。この土方なんだから、箱館戦争やろうよーそこまで見たいよー5週休みとかありえねえよー(ジタバタ)
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) 2021年6月27日
晩年の栄一は、四男の秀雄が毎晩本を読み聞かせるのを楽しみにしていた。ある夜、読み上げる本の中に『新選組 土方歳三』の名前が出てきた時、栄一は読み進めるのを止め、土方の名が出てくる箇所を繰り返し読ませたのち、「土方歳三は、私の友達だ」と言ったというエピソードがある。#青天を衝け pic.twitter.com/5kkeIfZt5q
— 豆大福 (@ma_daifukuan7c) 2021年6月27日