趣味について

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 直接注文しておいた「寄席演芸年鑑・2020年度版」収録の『東京かわら版』が届いた。発行責任者のI氏とは、いつだったか東銀座の中華料理店で、S氏主宰の落語研究会終演後検討会&呑み会の場で同席したことがある。Iさんは、学生時代に落語にハマっていまの職業的立場に辿り着いている。落語研究会主宰のS氏は、高校の卒業祝賀会の席ですでに小咄を披露、喝采を浴びている。その後大学で、歌舞伎と落語の伝統芸能を楽しみ、社会に出て、大手外資系石油会社の支社長を無事勤め終え退職、何と自由の身となって桂文雀師匠の門を叩き、一門の発表会に出演しているのである。

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 日暮里のジャズバー「シャルマン(CHARMANT)」は、知る人ぞ知るジャズの名店であるが、いまのマスターは、セロニアス・モンクを限りなく崇拝していた先代に続く二代目である。じつは千葉県の歯科医師が本業であって、1週間の3日間のみ店を開けている。この人のジャズについての造詣は、中途半端なジャズファンなど黙るほかはないほどの深さである。

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 昔職場の同僚であったG氏は、大のクラシック音楽ファンで、だいたい1週間に2、3回はコンサートに行っていた。また音響機器に関する知識も半端ではなく、ドイツ製のスピーカーと別なところのアンプを繋ぎあわせたり、すべて部品から自分で吟味調達し、組み立てていた。他人様の機器まで修理を引き受けたりしていたのであった。
 こちらも、むろん病膏肓(こうこう)に入るというほどでもないが、芝居見物(観劇)の趣味に関しては、それなりの年季が入っていて、お金も使っている。これらの人びとを前にしても、「わが趣味は芝居見物(観劇)でござる」と臆せず(?)言えるのである。