別役実の舞台

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   別役実の作品は、現代絵画でいえば抽象絵画である。具象性も備わってはいるが、あきらかに抽象性に傾いている。初期作品の二つの舞台を観ているが、記憶が鮮明ではない。1967年演劇企画集団66公演、東京六本木の俳優座劇場にて、古林逸朗演出『象』と、1979年4月文学座公演、東京新宿の紀伊国屋ホールにて、藤原新平演出『にしむくさむらい』の二つの舞台。どこかで上演されれば観たいものである。

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