ジャン・アヌイ没後30年

 フランスの劇作家ジャン・アヌイ(Jean Anouilh1910年6/21〜1987年10/3)没後30年の命日である。ジャン・アヌイの舞台は、1967年7月日生劇場にて、浅利慶太演出の『アンチゴーヌ』と、1978年秋日生劇場にて、劇団四季創立25周年記念公演、浅利慶太演出の『ひばり』を観ている。『アンチゴーヌ』は、ソフォクレスの作品で知られるギリシア悲劇の物語に材を採ったもの。『ひばり』は聖ジャンヌ・ダルクを主人公にした物語。あとは、ジャン・アヌイの原作戯曲を脚色して映画化した、ピーター・グレンビル(Peter Glenville)監督の『ベケット(BECKET)』を観ている。いずれも、登場人物たちの緊張感ある対話性に魅力がある作品である。




 ソフォクレス作の『アンティゴネ』は、2003年3/14(金)ギリシャ国立劇場の来日公演を観劇している。
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20110603/1307075372(『「絆」とギリシア悲劇:2011年6/3 』)



 観ている、ジャンヌ・ダルクを主人公にした演劇・オペラ・映画作品については、ブログでそれぞれ触れている。
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20130130/1359532899(「本家ジャンヌ・ダルク:2013年1/30 」)

 トマス・ベケットリチャード・バートン  
 ヘンリー2世:ピーター・オトゥール