東京二期会オペラ『サロメ』は愉しみ

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 今回の東京二期会オペラ公演の目玉企画は、オスカー・ワイルド原作、リヒャルト・シュトラウス作曲のお馴染みの『サロメ』とともに、同じ物語の素材を題材にした、ギュスターヴ・フロベール原作を台本化した、ジュール・マスネ作曲の『エロディアード』を、ハンブルク州立歌劇場との共同制作で公演すること。

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 どちらの公演も視聴したいが、財政的に無理、無難に『サロメ』を選んで、6/5(水)東京文化会館大ホール公演6:30開演のチケットを購入済み。

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 オスカー・ワイルドの翻訳本では、日夏耿之介訳の『院曲撒羅米』(東出版、1977年)を所蔵している。挿画はむろん、オオブリ・ビアズレイ。

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 アラステアのサロメ挿絵も魅力的である。

 ともあれ、オペラの幕開きを鶴首して待ちたい。