ピロリ菌のみなのか?


 連れ合いが1/24(火)に、あるところで院長が千葉県で3名(全国で120名)の胃内視鏡名医に選ばれている、船橋市内のはぎわら内科クリニックで上部消化管の内視鏡検査を受診。胃に多発の胃底腺ポリープが見られるのみで異常なし、観察所見からピロリ菌感染の可能性は少ないと考えられるが、念のためということで血液検査。昨日ピロリ菌感染陰性の判定を得ている。安心した。
 http://www.hagiwara-naika.com/endoscope/index.html (「はぎわら内科クリニック」)
 http://www.keibi-naisikyou.jp/blog/2016/01/post-3-1233284.html(「胃底腺ポリープってどんなもの?」)
 こちらも過去の血液検査で陰性、2年前7月ららぽーと横浜クリニックでの上部消化管内視鏡検査で、ピロリ菌感染陰性の所見を得ている。
 http://lala-clinic.jp/(「ららぽーと横浜クリニック」)
 しかし胃がんの原因の99.5%をピロリ菌感染に求めるのは、データの裏打ちがあるとはいえどうか? 新日本橋石井クリニックの石井光医師は、著書『医者の嘘』(幻冬社)で、述べている。
……ピロリ菌の除菌はテレビ番組でも紹介され、一気に広がりました。私のクリニックにも、ピロリ菌を除菌したいという患者が押し寄せてきます。中には70代の患者もいるほどです。
 しかし、ピロリ菌を除菌すれば、胃がんにならないというのは嘘です。 
 その証拠に、ピロリ菌に感染していなくても、胃がんになるケースは少なからずあります。これは、私自身が胃がんの患者を診断していますから、間違いありません。 
 ということは、ピロリ菌を除菌しても胃がんを100%回避することはできないのです。ピロリ菌はあくまで胃がんが発生するひとつの要因にすぎません。……( p.61 )
 胃炎が萎縮性胃炎となり、それが前がん状態の腸上皮化生を発生させて胃がんに至るのだとのことである。石井医師によれば、この胃炎や萎縮性胃炎の原因は、ピロリ菌・加齢・食事・ストレスであり、ピロリ菌は原因の一つである。なるほど油断大敵。
 下記、医師NATROM氏の「ピロリ菌感染と胃がんの関係は、喫煙と肺がんの関係と同じぐらいの強さで、HPV(ヒトパピローマウイルス)と子宮頸がんの関係よりは弱い」との見解に、素人として納得させられる。


 

 http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2017-02-20-1⦅「15年の胃癌予防効果(ピロリ除菌とサプリメント)」⦆