ムラヴィンスキーとカラヤンと


 とくに宇野功芳氏の音楽評論を熱心に読んでいたわけでもなく、器楽演奏もまったくできないので、追悼の感想など書く資格もないのであるが、故人が指揮者として評価したムラヴィンスキーと、ほとんど評価しなかったカラヤンの、それぞれ来日公演で指揮した演奏は震撼させられた思い出があるので、記録しておきたい。

 1973年6/1、東京上野の東京文化会館にて、エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、国立レニングラードフィルハーモニー・アカデミー交響楽団演奏、1:ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番 ニ短調 作品47」2:チャイコフスキー作曲「交響曲第5番 ホ短調 作品64」。



 1979年10/22、東京普門館ホールにて、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団&ウィーン楽友協会合唱団演奏、ハイドン作曲・オラトリオ「天地創造」。