『応仁の乱』で呉座るか


 呉座勇一さんは前から注目している日本史家であるが、ベストセラーには取り敢えず手を出さないというわが〈格率〉もあり、近著の『応仁の乱』(中公新書)は未読である。その著作は、読めば勉強になること間違いない。
【呉座勇一関連】
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20150725/1437830807(「呉座勇一『戦争の日本中世史』を読む(Ⅰ)」)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20150729/1438160639(「呉座勇一『戦争の日本中世史』を読む(Ⅱ)」)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20150803/1438581591(「呉座勇一『戦争の日本中世史』を読む(Ⅲ)」)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20150807/1438913532(「呉座勇一『戦争の日本中世史』を読む(Ⅳ)」)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20160102/1451727866(「呉座勇一『一揆の原理』を読む」)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20161029/1477743657(「マキノ雅弘等持院足利尊氏:呉座勇一編『南朝研究の最前線』」)
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遁世の隠者、蒲原二郎:呉座先生は、今や「印税八郎為朝」と称されているからなあ。( 5/1 )
高橋雄一:呉座先生の「応仁の乱」が売れていて読んでて勉強になったことは確かなのだが,自分にとっては「一揆の原理」のほうが格段に面白いと思う。「一揆」というのは搾取されて喰いつめた「百姓」が団結して農機具を武器に体制変革を狙っておこすプチプロレタリア革命だという認識に変更を迫られたからね。( 6/26 )