美術出版社も終わりか



 出版業界全体が長期的に低落傾向にあることは、すでに知られているところである。
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1310/17/news140.html
      (「大手出版社の2012年度売上高—帝国データバンク調査」)

 美術出版社の刊行物では、城景都の画集『花の形而上学』と、『澁澤龍彦 夢の博物館』の2冊がわが愛する美術書である。今後古書としての市場価値が上昇するのであろうか。


⦅写真は、東京台東区下町民家の沈丁花。小川匡夫氏(全日写連)撮影。コンパクトデジカメ使用。⦆