ミーハー的散策

 わが家を出てすぐのところの進学塾の入口に「野田佳彦総理のお子さま二人ともわが塾で学ばれました。」とか書いた張り紙が掲示されていた。そういえば愚息が地域少年ソフトボールチームのメンバーでいたとき、小学校の校庭に、当時千葉県会議員であった野田佳彦氏が激励に訪れていたことを思い出した。この小学校は、歌手の倉木麻衣さんが昔学んだ学校である。
 ところで最近知ったことで、「嵐」相葉雅紀クンは隣町の出身だそうで、実家は中華レストランとのこと。TVドラマ『バーテンダー』(貫地谷しほり共演)以来、相葉クンを応援しているので、お昼にさっそく連れ合いとその店「チャイナハウス・桂花楼」に出かけた。日替わりランチが狙いである。電車一駅乗って下車、長い坂道を下ると右に住宅街、そこに店はあった。
 http://www.keikarou.com/(「チャイナハウス・桂花楼」)



 ベンチに坐って待つ人でいっぱい、店の人に訊くと1時間ではだめかという応え。相葉クンは、「嵐」の中でも年上のすてきな女性にモテる感じ、若い人ともにそういう印象の女の人も並んでいる。兼好法師の「徒然草」第百十七段に、「友とするに悪き者、七つあり」として、その三つ目に、「病なく、身強き人」をあげている。病気をしたことがない人は、ひとの痛みを理解できないからだと、兼好法師は考えたのだろう。相葉雅紀クンは肺の持病があるらしい。そのことが、彼のホンモノのやさしさを育んでいるのかもしれない。
 さて残念。店の人の話では、平日のディナータイム、夕方5時までに来訪すれば比較的入りやすいとのこと、出直すことにした。まったく宣伝もしていないらしいのに、さすが「嵐」の実力はすごい。改めて感心した次第。
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20110319/1300527430(『バーテンダー』というカクテル)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20110402/1301740981(『バーテンダー』というカクテル(2)
 http://d.hatena.ne.jp/simmel20/20110706/1309945101大野智クンと「若冲ラクルワールド」)

【お知らせ】好評の小川匡夫カメラマンの花の写真は、氏の写真処理PC故障修理中のため休載。これのみを愉しみとするひとは、しばし待たれたし。