金沢21世紀美術館主催の展覧会『ぎこちない会話への対応策:第三波フェミニズムの視点で』が、2021年10/16(土)〜2022年3/13(日)催される。「ゲストキュレーターのアーティスト・長島有里枝が、1990年代以降に活動を始めた10作家の作品について、フェミニズムの視点から新たな解釈可能性を見出す試み」とのことである。10作家とは、岩根愛・木村友紀・小林耕平・さとうりさ・ミヨ・スティーブンス-ガンダーラ・長島友里枝・藩逸舟(HAN Ishu)・藤岡亜弥・ミヤギフトシ・渡辺豪の10人である。
その一人木村夕紀画伯の〈存在の隠れ家〉シリーズ中の1作品を、昔こちらが東京六本木の某画廊で購入しているらしく、画廊の販売履歴に記録されているとのこと、連絡をいただいた。額装されていなかったとのことで、そのままわが家のどこかに保存してあるのだろう。作品のイメージには記憶があり、昔(そのとき)あまり知られていない作家の5万円以内の価格の作品であれば買うこともけっこうあったので、購買の事実は間違いないかと思われる。探して見つかればこの展示に間に合わせる運びであったが、失念していた。その某画廊主からこの展覧会の招待券を送っていただいた。恐縮である。金沢へは若いころ2度ほど旅している。新型コロナウイルス感染症も収束しつつあるようで、来春までに出向いてみようか。
なお同時開催の特別展『フェミニズムズ╱FEMINISMS』の招待券まで併せて同封されてあった。忝し。